ネットワークドライブにも対応した高速ファイル検索ソフト。ファイルの名前はもちろん、ファイル内容の全文検索も行って、目的のファイルを探し出せる。「ファイル横断検索クロスサーチ2」は、シンプルなインタフェースで使いやすい、全文検索型のファイル検索ソフト。ユーザの指定した条件で、すばやく目的のファイルを探し出せる。特殊な全文検索フィルタを採用し、Word、Excel、PDFなどの文書ファイルもスムーズな検索を行うことが可能。2014年7月に発売された「ファイル横断検索クロスサーチ」の後継にあたり、ネットワークドライブを検索対象にできるようになったほか、「デスクトップ」と「ドキュメント」とをワンクリックで検索対象にできるようにもなった。新バージョンで追加・強化された機能は10以上に上る。
新たに搭載された機能の中で特に注目したいのが、ネットワークドライブへの対応。前バージョンの検索対象はローカルドライブのみで、ネットワークドライブには対応していなかった。ビジネス用途では文書ファイルを共有のネットワークドライブに置く場合も多く、利用シーンが大幅に広がった。
音楽や動画などのファイル名も検索できるようになった。もちろん、Word、一太郎といったワープロファイルやExcelをはじめとした表計算関連ファイル、PDFやPowerPoint、HTMLなど、従来から対応していたファイルも引き続き検索できる。
ファイルの作成日や更新日を指定した検索も可能になった。さらに検索フォルダの指定では、Windowsのシステムフォルダや「Boot」などのシステム関連フォルダを検索対象から除外できるようになった。ユーザが手動で対象を指定しなくても、「デスクトップ」+「ドキュメント」をワンタッチで検索できる機能(簡単設定モード)も追加された。
検索結果では、ヒットした文字が従来以上にわかりやすく表示されるようになった。さらに、該当するファイルだけでなく、(当該ファイルが含まれる)フォルダもダブルクリックですばやく開けるようになった。検索結果をCSV形式でファイル出力する機能も追加され、「ファイル横断検索クロスサーチ2」以外のアプリケーションで検索結果を利用できるようになった。
検索条件設定のエクスポート/インポート機能も追加された。頻繁に検索するフォルダとファイル種別の設定をエクスポートしておけば、検索のたびに毎回指定し直さなくてもすむ。
ユーザインタフェースでは、ボタンのサイズやデザインなどが変更され、さらにスムーズに操作できるようになっている。