ソフトを開発しようと思った動機、背景
「らくちんCDラベルメーカー」は1998年に誕生しました。当時は個人向けのCD-Rライティング黎明期で、いまのようにプリンタにもディスク印刷機能もなく、1枚あたり数百円もするCD-Rに油性マジックで手書きをするしかありませんでした。そんななか、専用のCDラベルシールと貼り具をセットにした「らくちんCDラベルメーカー」(Ver.1)が誕生しました。それから17年、数十万人の登録ユーザさまにアンケート等でご協力をいただきながら、1年に1回のペースでバージョンアップを続け、このたび「らくちんCDラベルメーカー17」として新発売しました。Canon、EPSON、 Brotherをはじめとするプリンタへのダイレクトプリントへの対応はもちろんのこと、国内主要サプライメーカーから発売されているケース用紙等にも対応しています。
今回の「17」では、オブジェクトの位置合わせなどをすばやく正確に行えるようになりました。さらに本体の機能向上だけでなく、ほかの製品との連携機能を強化することで、さらに便利に美しくラベルデザインができるようにしました。スマホデータ転送ソフト「SMACom Wi-Fi写真転送」を使って、スマホに撮りためた写真や動画をワイヤレスで取り込んだり、写真加工専用ソフト「Photomaker Pro」を使って、より美しく楽しく写真を加工したりすることができます。
開発中に苦労した点
多くの機能を搭載しつつ、利便性を損なわないインタフェースにすることを心がけています。また五つのソフトウェアとの連携機能に対応し、「使用したい機能だけを選ぶ」という形を実現しました。
ユーザにお勧めする使い方
以前、Canon製プリンタに付属していたソフト「らくちんCDダイレクトプリント for Canon」をお使いになっていた方もいらっしゃるかと思います。「らくちんCDダイレクトプリント for Canon」は2014年末をもってサポートとプログラムの配布を終了しましたが、作成したデータは上位版となる本製品「らくちんCDラベルメーカー17」で開くことができます。新しいプリンタに買い換えた方もそのまま過去のデータを使うことができます(Canonプリンタの新機種での利用はもちろんですが、その他メーカーのプリンタでもそのまま利用できます)。この機会にぜひ、製品版への乗り換えをご検討ください。
今後のバージョンアップ予定
「らくちんCDラベルメーカー」はお客さまのご支援を受けながら、1年に1回のペースでバージョンアップを続けているロングセラー商品です。常に既存ユーザさまからのご意見をもとに新機能の検討をしており、登録ユーザさまへのアンケートも積極的に実施しております。何かお気づきの点などがございましたら、ぜひ、弊社までご連絡いただければ幸いです。
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