Microsoft Office文書を簡単な操作でPDFに変換できるソフト。複数のファイルを一括で処理できる。「DocuFreezer」は、Microsoft Office文書やXPS、HTMLなどのファイルをPDFや画像(JPEG/TIFF/PNG)ファイルに変換できるコンバータ。英語版のソフトだが、シンプルなわかりやすいインタフェースで、はじめてでも戸惑うことなく使える。非商用の個人利用に限り無料で利用できる。
使い方は簡単。ドラッグ&ドロップで対象ファイルをリストに登録し、変換したい形式と保存先を指定して「Start」ボタンをクリックするだけでよい。変換処理が終了すると、メッセージボックスに処理結果が表示される。処理済みのファイルをリストから削除するかどうかを選べるチェックボックスも用意されている。
変換対象のリストには、形式の異なる複数のファイルを登録することが可能。リストにはファイル名のほか、更新日時、ファイル形式、ファイルサイズが表示され、フィールド名部分のクリックで並べ替えられる。画面左側に配置された4個のボタンでは、ファイルの追加(Add Files)、フォルダの追加(Add Folder)、リストからのファイルの削除(Remove From List)、リスト全体のクリア(Clear List)を行える。
変換対象リスト上の右クリックで表示されるコンテキストメニューでは、
- 関連付けられたアプリケーションでファイルを開く(Open)
- 選択しているファイルを変換(Convert)
- 選択しているファイルをリストから削除(Remove selected from list)
- 変換済みのファイルをリストから削除(Remove converted items from list)
- リストをクリア(Clear list)
- 変換済みファイルが保存されているフォルダを開く(Open containing folder...)
を選択・実行することが可能。出力するファイル形式は、画面左下のドロップダウンリストで指定できる。さらに設定画面では、出力ファイルの形式ごとに、- PDF:Regular PDFまたはPDF-Aの選択
- JPEG:True Colorまたはグレイスケールの選択、画質の指定(100%、90%、75%の三段階)
- TIFF、PNG:True Color、グレイスケール、モノクロームの選択
といったオプションを指定することが可能。そのほか、アップデートのチェック、変換時の解像度(Rasterization resolution)も指定できる。入力できるファイルの形式はMicrosoft Word/Excel/PowerPointで作成された文書のほか、PDF、XPS、HTMLや画像(BMP/GIF/JPEG/TIFFなど)。出力形式はPDF、JPEG/TIFF/PNGの4種類。