ソフトを開発しようと思った動機、背景
Vectorさんにソフトを公開したのは1年前ですが、実際に開発したのは10年ほど前になります。当時、仕事で封筒印刷をする機会が多く、「会社宛の入力や宛先の呼出が簡単にできて、キーボードだけでサクサク操作できるソフト」がほしいと思いました。また、ソフト開発自体に興味を持っていたのが、開発のきっかけです。開発中に苦労した点
自分なりにできるだけ、機能は多め、シンプルに開発したつもりですが、苦労の連続でした。
機能面では、自分で思いついた機能はほとんど作ってみました。実際に自分で試して、納得できるまでは何度も作り直したので、とても時間がかかりました(例えば、公開中のソフトでは、ビジネスとプライベートで住所録が分かれていますが、住所録が一つになっている試作版を作ったりもしました)。特にキーボード・マウスの操作ができるだけ少なくなるように、検索(インクリメンタルサーチ)、フリガナと敬称の自動取得にチャレンジしてみたのですが、本当に大変でした。
シンプル面では、開発側からは、ユーザさまにヘルプを見ていただくとありがたいのですが、ユーザさまからしますと「こうしたらこう動くのかなぁ」とある程度推測できる方が使いやすいと思います(ちなみに私はあまりヘルプを見ないタイプです)。ですから、ヘルプを見なくても直感的に操作できるようなシンプルなソフトを心がけました。例えば、画面設計はシンプルにしたり、画面の余白に操作方法やイメージ図を書き込んだりしました。また、個人的には気に入っているのですが、初心者の方でもすぐ使えるように、ショートカットキーは、基本的には【Ctrl】+【↑】/【↓】/【←】/【→】キーだけです。これらのキーを押すとジャンプして、ほかの入力項目に移動できる仕組みです。
ユーザさまにお勧めする使い方
とにかく早く、はがき・封筒印刷したい方は、ぜひお試しください。印刷レイアウト、フォント、検索のタイミング、キーボード操作で移動する項目などは自由に変更できますので、お好みで使っていただければと思います。
今後のバージョンアップ予定
不足機能・改善点は徐々に対応してゆきたいと思います。例えば連続印刷は、選択行だけを印刷できるようにしたり、もう少し自由度を上げたりしようと思っています。
最後に、コメントや不具合の報告をいただいたり、日ごろからソフトを使っていただいたりしているユーザさまには、この場を借りてお礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
(そんぶ)