“たのしく・かんたん・きれい”がコンセプトのはがき・年賀状作成ソフト「筆ぐるめ」のMac版。住所・氏名の文字数に合わせて宛て名がバランスよく配置される「自動レイアウト」、はがきに記載する項目をすばやく入力できる「かんたん宛て名入力」などの機能で、はじめてでも使いやすい。「筆ぐるめ Classic for Mac」は、基本レイアウトをサンプルから選び、文章やイラスト、写真を差し替えるだけで、見栄えのするはがきを誰でも簡単に作成できるソフト。Windows版のわかりやすいインタフェースを踏襲しながら、“Macっぽい”アレンジが施されている。年賀状向けの十二支をモチーフにしたデザインをはじめ、暑中・残暑見舞い、結婚・出産案内、誕生日・クリスマスカードなどの豊富なサンプルレイアウトを収録。年間を通じて利用できる。さらに、宛て名書きに適した日本語フォント9書体を収録し、ビジネスなどのあらたまったシーンでの年賀状や挨拶状などにも使える。OS X Yosemite(10.10)にも対応する。
「おもて(宛て名)」面、「うら」面の作成機能は、タブで切り替えて利用する。両画面ともに操作手順に沿ったツールボタンが用意され、
- 「おもて」:住所録選択→宛名入力→用紙選択→差出人→フォント→印刷
- 「うら」:レイアウト→背景→イラスト→文字→印刷
と、左側のボタンから右側に向かって徐々に作業を進めてゆけるようになっている。「うら」面のレイアウト素材は、背景とイラスト、文字がきれいに配置され、そのまま印刷するだけで利用できる“完成版”をはじめ、デジカメ写真を入れるフレームが配置されたものなど、豊富に揃う。文字枠やイラストの変更・新規追加、文字のフォント・サイズ・色の設定機能なども備える。デジカメ写真の簡易編集機能もあり、画像を切り抜いたり、明るさやコントラストを調整したり、アンシャープマスクで補正したりといった処理を行える。
「おもて」面には、宛て名カードとはがきプレビューエリアが横並びで配置され、カードに入力した文字をその場で確認することが可能。文字の配置は自動で行われ、住所・氏名ともに文字数に合わせてバランスよく調整される。
宛て名カードには、自宅と会社の情報を個別に登録することが可能。住所・氏名のほか、電話、FAX、携帯電話、メール、URLといった項目がある。家族の名前を登録して、連名で印刷することもできる。
住所録データを外部ファイルから読み込むことも可能。対応するファイル形式はCSV、Jアドレス、ContactXML。読み込み時にフィールドの対応関係を設定することで、「筆ぐるめ Classic for Mac」の形式に変換される。