宝箱から武器、防具、アイテムをランダムに入手し、自身を強化しながら敵と戦う、戦闘中心の短編RPG。海洋生物が動き回る水族館の中を、迷子になった女の子を見つけるために探索する。水族館の中で逃げ出してしまった少女を捜すため、ノアは立入禁止エリアに突入する
「怪奇!ルサルカ彗星館“潜”」は、迷子の少女を捜し求め、水族館兼研究施設の中を探索して回る短編RPG。時にはいらない服や下着を売ってお金を稼ぎながら、秘密だらけの建物の奥深くまでハードな戦闘をこなしながら突き進もう。
ゲームの主人公は「ノア」という名の15歳の少女。ノアが「ブルーアーク海洋博物館」にやって来たところから物語ははじまる。その日、ノアは住居でもある「スターマーチ天使園」のマリア先生に頼まれ、水族館の中で園の子どもたちを引率するためにやって来た。
特に何事もなく水族館の中で時は過ぎてゆく。ところが集合時間間際に、ノアはマリア先生に「シエラ」という名の女の子を捜してくるように頼まれる。いったんは無事に見つけ出したものの、なぜかシエラは再度逃げ出してしまう。
急いでシエラを追いかけたものの、展示フロアである第一層のどこにも見当たらない。ノアはシエラを捜し出すため、一般には開放されていない第二層の「海洋生物研究層」にやむなく足を踏み入れた……。
ノア、ネル、ルカの三人で力を合わせ、役割分担をして敵海洋生物と戦う
「ノア」は、戦争や家庭の事情で行き場を失った子どもを引き受ける施設「スターマーチ天使園」で育った。天使園の子どもの中には才能を開花させて活躍する者も少なくないが、ノアもそのひとり。15歳ながらも飛び級で大学に進学している。研究テーマは「心象」で、いわゆる幽霊の研究。ノア自身が心象使いであることから研究をはじめた。
「ネル」は、幼い頃からノアに憑いている幽霊(心象)。ピンク色の髪が跳ねたヘアースタイルをしている。普通の人間には姿は見えないが、ノアと一緒に生きており、姿を消したり、現したり(その状態でも普通の人間には見ることができない)、物を掴んだり、壁をすり抜けたりすることができる。当然、敵との戦闘にも参加する。
「ルカ」は、ノアとネルがブルーアーク海洋博物館の中で出会った少女。ネルの姿が見えるだけでなく、月の髪飾りを装備すれば、特殊技能を使うこともできる。特に回復系の技能に優れている。
宝箱から入手できる武器と防具はランダム。運の要素も強く働く
ゲームの内容は、かなりハードな戦闘重視のRPG。敵を倒すことでランダムに入手できる武器や防具を駆使し、海洋生物系の敵と戦う。
敵との遭遇はシンボルエンカウント。一部追跡してくる敵もあるが、大部分はこちらの動きとは関係なく動いているだけなので、戦闘を避けるのは難しくない。戦況が不利になった場合などは、戦闘を中断して逃げることもできる。
戦闘で敵を倒すと宝箱を落とす。武器や防具は、この敵が落とした宝箱またくはマップ上に最初から置いてある宝箱からしか入手できない。宝箱の中に入っている武器、防具、アイテムはランダム。また入手できるアイテムはひとつとは限らず、宝箱が消失率によって消えるまで、いくつもアイテムを取り出すことができる(宝箱の消失率は宝箱の色によって決まっている)。
不要な武器、防具、アイテムはアンドロイド相手に売ることもできるが、自動売却機能を利用して、ランクの低いアイテムをネットオークションを通じて売却することもできる。