「Pe」は、“タスクバーっぽい見た目”が印象的な、バータイプのランチャ。タスクバーのようにデスクトップの四辺（上/下/左/右端）のいずれかに配置できるほか、デスクトップ端固定ではなく、フロート化させて利用することも可能。デスクトップ四辺に配置した場合は、マウスオーバー時にのみ表示させるようにもできる。簡易メモ機能や現在のウィンドウ状態の保存・復帰機能なども備える。

アイテムとして登録できるのは、プログラム（実行ファイル）や文書・画像をはじめとしたデータファイル、フォルダなど。ワンクリックでプログラムを起動したり、データファイルを既定のアプリケーションで開いたりすることができる。各アイテムのメニューからは「プロパティを表示」「親フォルダを開く」「親フォルダのパスをコピー」といった操作も行える。フォルダアイテムをクリックした場合は、中に格納されているファイルの一覧が表示され、サブメニューから個々のファイルを開くことも可能だ。

アイテムをグループ化することも可能。例えば「アプリ」「文書」「フォルダ」といったグループを種類別に作成しておけば、より多くのアイテムをバー（ツールバー）に登録でき、速やかにアクセスすることができる。

アイテムを登録するには、対象をツールバー上にドラッグ＆ドロップするだけでよい。現在選択中のグループに登録される。アイテムを削除したり、ほかのグループに移動したりといった操作は設定画面で行える。設定画面では、グループやアイテムの閲覧・管理を行えるほか、アイコンのサイズ（小/中/大）、アイコンへのテキスト（ファイル名）の表示/非表示やテキストフォントなどの設定も可能。アイテムごとの詳細な設定項目も用意され、例えば「作業フォルダや環境変数の指定」「オプションパラメータを付けて起動」といった項目も設定できる。

そのほかにも、

• 簡単なメモを入力できる付箋風の「ノート」機能
• 隠しファイルの表示/非表示、拡張子の表示/非表示切り替え機能
• 操作ログ機能