辺鄙な村の魔女摘発をモチーフにした探索謎解きアドベンチャー。用意されたエンディングを制覇し、事件の全貌を明らかにしよう。物語の舞台は顔のない住人が住む奇妙な村
「31日の彼」は、周囲から隔絶され、魔女の摘発が行われている村が舞台の探索謎解きアドベンチャーゲーム。村人たちの会話をよく聞き、アイテムを入手しながら、物語を進めてゆこう。
物語の舞台となる小さな村は、辺鄙な場所にあり、外との交流がほとんどない。村は四つの区から成り立っていた。朝の区は最も日当たりのよい場所で、一日中、日が落ちることがない。この地の建造物や自然物には神の加護が宿りやすいとされ、邪悪な存在を浄化する場所としても用いられる。シレイリア教の教会も建っている。
昼の区はちょうどよい位置に日があり、活動しやすい場所。活動拠点が多く、都市とも呼ばれる。魔女対策の柵によって左右に分断されている。
夕の区は気候・温度ともにどの区よりも快適で、人が眠りにつくのに最適とされる場所。ここから村の外に出ることができる。
夜の区は、さまざまな形態の魔が住む森のある場所。一面が闇に支配されてしまうため、人が長く留まることはできない。
そして、この奇妙な村にはなぜか顔のない村人たちが住んでいた。
目につくところをすべて調べ、村人たちの会話や資料もヒントに
物語は、自キャラが謎の通路の中で目覚めたところからはじまる。通路を進むと、そこは誰かの部屋だった。外に出ると、村人たちが深刻そうな顔で魔女を話題にしている。はたして自分は何者で、いったい何をすればよいのだろうか……。ゲーム開始時点では何もわからない。自キャラを操作して村の中を歩き回り、気になる場所を調べたり、村人たちの会話に聞き耳を立てたりして、少しずつ物語を進めてゆく。
操作はキーボードで行う。カーソルキーで自キャラを移動させ、【Z】/【Enter】/スペースキーで目の前の物の調査や操作などを行う。【X】/【Esc】キーでアイテムリストを開き、アイテムを選んで使用することができる。
用意されたエンディングは計3種類。セーブは、目玉がある時計を調べることで行える。ED1を見てしまうと、ほかのエンディングを見ることができなくなる仕様になっている。三つあるセーブポイントを上手に活用しよう。