名前の大文字⇔小文字変換をはじめ、“ちょっと便利な”機能を数多く備えたファイル/フォルダのパス取得ソフト。「pathway」は、ファイル/フォルダの所在を示す文字列「パス」を、エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューなどからクリップボードにコピーできるソフト。コピーしたパスは、ほかのアプリケーションの「ファイルを開く」ダイアログにペーストしたり、コマンドプロンプトやバッチファイルにペーストしたりなど、さまざまな用途で使える。大文字⇔小文字の文字種変換のほか、サブフォルダの作成、ファイル/フォルダの検索、ファイル/フォルダリストの作成など、多彩な機能を搭載する。パスはフルパスだけでなく、さまざまな形式で取得することが可能だ。
利用方法は、
- ファイル/フォルダ、ドライブのコンテキスト(右クリック)メニューから(レジストリに登録)
- コンテキストメニューの「送る」から
- デスクトップのショートカットにドラッグ&ドロップ
の3種類。アーカイブに同梱された「Setup_pathway.exe」により、簡単に項目の登録・作成および削除を行える。いずれの場合も、対象を選択して実行すると「pathway」のメニューが表示され、パスを取得(クリップボードにコピー)できる仕組み。このとき、例えば対象がファイルであれば、取得する形式を、
- ドライブ名+フォルダ名+ファイル名+拡張子(フルパス)
- ドライブ名+フォルダ名
- ファイル名+拡張子
- ファイル名
から選択することが可能。それぞれの形式では、- 長い名前か短い名前かの選択
- パスをダブルクォーテーション(" ")で囲む
- URI形式のフルパス名にする(例:file:///C:/Users/vector/Desktop/test.txt)
- 大文字⇔小文字変換、全角⇔半角変換、ひらがら⇔カタカナ変換
を行うこともできる(利用可能な項目は、選択した取得形式により異なる)。さらに、対象がフォルダの場合には、サブフォルダの作成やファイル/フォルダ名の検索を、また対象がプログラム(.exe)の場合には、コマンドラインを入力して起動することが可能。ショートカットの場合には、処理対象をリンク先のファイル/フォルダにもできる。