散らかりやすいデスクトップ上のファイル/フォルダを監視し、「ファイル/フォルダの数」「総ファイルサイズ」が指定値を超えたときに“警告”してくれるソフト。「デスクトップは物置ではありません。」は、デスクトップ上に置かれたファイル/フォルダの整理を支援してくれるソフト。デスクトップに置くファイル/フォルダの「個数」と「合計サイズ」の許容される数値(「お約束」と呼ばれる)をあらかじめ設定しておくことで、いずれかの数値を超えたときにダイアログやアラーム音で通知してくれる。
起動するとタスクトレイに常駐し、デスクトップの状態を一定間隔で監視する。監視間隔は、1分から60分までの1分単位で設定することが可能。「デスクトップは物置ではありません。」の起動時やWindowsの起動直後に監視を実行するようにも設定できる。
「お約束」として設定できるファイル容量の合計サイズは最大1TB(MB単位)まで、ファイル数は最大100万個までとなっている。「ショートカットは除外する」「サブフォルダは除外する」といった設定項目も用意されている。
指定できる通知方法は「ダイアログを表示する」「アラームを鳴らす」の2種類。もちろん両方を選択・指定してもよい。アラーム音は、Windowsシステムで再生可能なWAV/MIDI/MP3/WMA形式の音声ファイルから選べる。
「ダイアログを表示する」を指定すると、「全ファイルの合計サイズ」「全ファイルの個数」のいずれかが設定条件を超えたときにダイアログが表示される。例えば、
- 現在のファイル個数(55個)が上限(50個)を超えています。
といった具合。デスクトップ上のファイルを整理した上で、ダイアログ上の「再検査」ボタンをクリックし、「お約束」の条件に適合すれば、ダイアログを閉じることができる。「常に最前面に表示する」ように設定することも可能だ。パスワード保護機能もある。設定を変更する際やプログラムを終了する際に、パスワードの入力を求めるように設定しておくことができる。