再起動するだけで、パソコンを元の状態に“瞬間復元”できる保護・環境復元ソフト。Windows 8.1に対応。保護設定内容はログオンユーザごとに変更できる。「HD革命/WinProtector」は、ハードディスクへの書き込みを制限することにより、ユーザの誤操作によるファイル消失やパソコン環境の変更などを防止できる“Windows完全保護ソフト”。パソコンの設定変更やアプリケーションの実行中に一時的に作成されるファイルなど、本来はハードディスクに書き込まれるデータを、ハードディスクやメモリ上に作成された領域に退避する。新バージョン「4.5」では多数の機能追加・強化が図られ、Windows 8.1に対応したほか、クライアントの一括アップデート連携、Windows Update項目の詳細指定なども可能になった。
保護を開始すると、アプリケーションの実行中に作成されるファイルなどは、すべて「HD革命/WinProtector」の一時ファイルに書き込まれる。一時ファイルは、ユーザがハードディスクに適用(変更部分を書き込むこと)しない限り、Windowsの終了時に破棄され、パソコンの状態は保護開始時点のまま保たれる。
設定は、利用環境に応じて詳細に行うことが可能。
- 保護対象のディスク/ドライブ
- 保護対象から除外するフォルダ
- 一時ファイルの保存先やサイズ
- 一時ファイルが設定値を超えた場合の動作
- Windows Updateやウイルス対策ソフトの更新処理との連携
など、きめ細かく設定できる。ウイルス対策ソフトは主要メーカーのものと連携する。保護の開始・解除を含め、設定はログオンユーザごと個別に行える。そのほか、一定時間ごとに「書き込み許可エリア」から「書き込み禁止エリア」に自動的にファイル転送を行う機能なども用意され、ハードディスクに書き込みできない不便さを感じることなく、安全にパソコンを操作できる。