手軽に使える、タブ切り替え型の仮想デスクトップソフト。登録したアプリケーションをすばやく開ける簡易ランチャ機能も備える。「ScreenTabs Free Edition」は、タブの採用で直感的な操作を可能にした仮想デスクトップソフト。タブ(デスクトップ)間でウィンドウをコピー&ペーストしたり、特定のウィンドウをすべてのデスクトップに表示させたりといったことも可能。デスクトップの切り替えをホットキーを使って行うこともできる。
使い方は簡単。起動すると、デスクトップ左辺中央に三つの小さなタブ(Tab1、Tab2、Tab3)が表示される。初期状態では有効なのはTab1。ここでTab2またはTab3をクリックすると、デスクトップが切り替わる仕組み。タブの表示位置を変更することも可能。マウスドラッグで移動させて、デスクトップ四辺の任意の位置に表示させられる。
デスクトップの管理は、タブの右クリックで表示される「Windows」ダイアログで行う。各デスクトップ上で現在開かれているウィンドウが一覧表示され、それぞれに対して、
- 前面に出す
- すべてのデスクトップに表示させる
- 別のデスクトップにコピーする(貼り付ける)
- 非表示にする(単独のデスクトップに表示されているウィンドウには無効)
- 無視ウィンドウ(Ignore Window)に設定する
といった操作を行うことが可能。無視ウィンドウ(Ignore Window)に設定すると、「ScreenTabs Free Edition」の操作対象から除外され、「Windows」ダイアログに表示されなくなる(ただし、閉じられることはない)。よく使うアプリケーションなどを登録し、すばやく起動できるようにする簡易ランチャ機能もある。ひとつのデスクトップにつき、最大5個までのアイテムを登録すできる。登録するには、
- 「Windows」ダイアログを開いた状態で、同じタブをもう一度クリックして「Launcher」ダイアログを開く
- 任意のタブ上のコンテキスト(右クリック)メニューで「Add」を選択する
- アプリケーションの実行ファイル(フルパス)を登録し、必要なら引数、作業フォルダ名、ウィンドウのサイズを指定する
という流れで操作すればよい。登録したアイテムは、「Launcher」ダイアログ上でのダブルクリックで開くことができる。デスクトップ切り替え用のホットキーを設定することも可能。【Ctrl】/【Alt】/【Shift】と任意のキーとの組み合わせで設定できる。同様に「Windows」ダイアログの表示にもホットキーを設定できる。
タブの名称や色、透明度は好みで変更することが可能。デザインデータをダウンロードして、よりポップなスタイルのタブにすることができる。