ソフトを開発しようと思った動機、背景
私が四六時中思いを馳せる峡谷や渓流を舞台としてゲームを作りたい──ふと、そんなことを考えたのが動機でした。そして、そんな考えをもとに、山ならではの物語として“孤独な旅とそれによる成長”をテーマに制作したのが本作品となっています。開発中に苦労した点
可能な限り山の雰囲気を再現するため、適切な背景写真や自然な画像素材、環境音といった多くの素材が必要となりました。そのため、必要となるたびに素材を実際の山に撮りに行くという、楽しくも辛い山行を繰り返すことになりました。しかし、そのおかげもあってか、深山の雰囲気を楽しめるゲームになったと思っています。
また、パズルや探索といった要素に重点を置きながらも、それらによる疲れやストレスなどを忘れさせる要素として、照明の自然さやキャラクタの滑らかな動きなど、ゲームに現実感を持たせるための要素にもこだわりを持ち、開発を行いました。
ユーザにお勧めする使い方
本作品は広大で厳しくも美しい山で、逃げながら追われながら旅をするゲームです。主人公の少女が自身の抱える事情や悩みにどう衝突し、どう向き合ってゆくか、少女の視点から見て聞いて楽しんでいただければうれしく思います。また、お話やパズル、探索を楽しむと同時に、深い深い自然の中を歩くことや、尾根道に出たときにふと広がる景色なども楽しんでいただければ幸いです。
今後のバージョンアップ予定
今後のバージョンに関しましては、これからしばらくの間はお話の区切りごとに完成次第、順次公開していこうと考えています。素材集めの山行の予定や制作の調子等により、少なからず誤差はあると思いますが、3ヵ月に一度程度のペースになると考えています。
ゲーム全体の完成に関しましては、現在完成している部分は物語の最初の一部分までであるため、完成がいつごろになるかはいまの時点ではまだわかりません。気長に待っていただければ幸いに思います。
(ほしさらい)