MacのDock(ドック)に似たアイコンバーからアプリケーションを開ける、おしゃれなランチャ。「Winstep Nexus Dock」は、OS Xに搭載されたDockの操作性を、Windows上で実現したアプリケーションランチャ。Dock上には大きめのアイコンが並び、ワンクリックでアイテムを開くことが可能。マウスオーバーにより、周囲を含むアイコンがレンズ越しに見たように大きく表示される(初期設定)。テーマ(スキン)に対応し、好みで外観を変更することが可能。軽快に動作する。
初期状態で表示されるアイテムは「スタートメニュー」「時計」「ゴミ箱」「CPUメーター」「天気予報」「RAMメーター」「Internet Explorer」「Outlook Express」「デスクトップを撮影(スクリーンキャプチャ)」、さらに、ダブルクリックでDockを隠せる「Nexusコントロールアイコン」。アイテムの追加・削除は、アイコンのドラッグ&ドロップやDock上のコンテキスト(右クリック)メニューから簡単に行える。アイテムに起動オプション(引数)を設定したり、名前やアイコンを変更したりもできる。アイテムごとに起動用ホットキーを設定することも可能だ。
登録できるアイテムは、アプリケーション、ファイル/フォルダ、インターネットショートカット、モジュール(ガジェット)、内部コマンドなど。起動中のアプリケーションやタスクトレイアイコンをDock上に表示させることも可能。内部コマンドは、Windowsのシステム関連機能やデスクトップ操作に関する機能全般のこと。例えば、
- コントロールパネル、ネットワーク、プリンタ、フォントの各ウィンドウ
- マウス、サウンド、画面、システムの各プロパティ
- デスクトップ操作(タスクバーやウィンドウの表示/非表示の切り替えなど)
- シャットダウン操作(シャットダウン、スリープ、再起動、休止、ログオフなど)
- ドライブ操作(光学ディスクの排出、USBデバイスの取り外しなど)
などで、多彩なアイテムをDock上に表示できるようになっている。Dockの表示位置やスタイルは細かくカスタマイズできる。表示位置は、デスクトップの上/下/左/右端への固定のほか、マウスドラッグで任意の場所に配置することも可能。スタイルでは、外観デザインを変えるためのテーマ(スキン)が約30種類ほど同梱され、好みのものを選べる。さらに、アイコンのサイズや間隔、反射像のサイズ、ドックの透明度などを設定することも可能だ。
イベント時やマウス操作にともなうアニメーション/音声をカスタマイズすることもでき、
- マウスオーバーおよびアイテムの起動時・警告時のエフェクト(アニメ−ション)
- アイテム選択、起動、ゴミ箱に入れるなど、イベント発生時の音声
をも設定できる。