“多彩な機能”と“使いやすさ”とを両立したFTPクライアントソフト。高速かつ安定したファイル転送を行える。「FTP Rush」は、ローカル−リモート間に加え、リモート−リモート間(FXP)のファイル転送にも対応した高機能FTPクライアントソフト。FTPサーバ上にあるファイルの表示、編集、ファイル操作、検索のほか、URLのコピー、フォルダ比較、スケジューラによる定期転送など、数多くの機能を備える。スクリプトエンジンを内蔵し、スクリプトによって処理を自動化することも可能。FTP/FTPS/TFTP/SFTPに対応する。
画面構成は、リモートフォルダとローカルフォルダとが左右に並んで表示される、FTPクライアントソフトとして一般的なもの。初期状態では左側がリモート、右側がローカルとなるが、変更することも可能。タブ型のインタフェースが採用され、複数の接続をタブで切り替えながら操作することができる。
転送操作はドラッグ&ドロップに対応する。転送時に名前を変更したり、ファイル/フォルダ名、タイムスタンプ、ファイルサイズなどの条件に合致したものだけを転送したりすることもできる。
ローカルファイルに対してはリネーム、削除、ディレクトリの作成といったファイル操作を行うことが可能。リモートファイルに対してはさらに、ファイルの表示、編集、移動、URLのコピーといった操作を行える。複数ファイルの一括リネーム機能も備え、連番を付加したり、ファイル名の文字列を置換したりすることも可能だ。
スケジュールを設定して、定期的に転送を実行することも可能。タスクスケジュールは、1回、毎日、毎週、毎月の指定日時のほか、指定時間ごとに連続、「FTP Rush」起動時、一定時間転送がなかったときのいずれかから選択できる。タスクは保存できるが、完了後無効にしたり、完了後削除したりといったオプションも用意されている。
そのほかにも、
- リモートファイルの検索
- フォルダの比較
- ウィンドウデザインやコンテキスト(右クリック)メニューなどのカスタマイズ
- スクリプトによる自動転送の設定
など、さまざまな機能を備えている。