インターネット辞書との連携機能も搭載した、使いやすいクロスワード/ナンクロ作成ソフト。クロスワード/ナンクロの作成から出力・印刷までを一本で
「Crossword Builder」は、クロスワードパズルおよびナンバークロスワード(ナンクロ)の作成から印刷までを行えるソフト。インターネット辞書連携機能のほかにも、ワード検索機能、ワードの重複監視機能など、便利な機能を数多く搭載。紙と鉛筆による作業に比べ、遙かに効率よくクロスワード/ナンクロを作成できる。キーボード/マウスのいずれでも快適に入力できる、優れたインタフェースも特徴。
新規作成時のパズルのサイズは、初期状態で15×15。サイズはユーザが自由に変更することが可能。新規作成時だけでなく、パズルの作成が進んでからでも変更できる。
黒マスのシンメトリー配置は「なし」「180°点対称」「90°点対称」「左右対称」「上下対称」「上下左右対称」から選択することが可能。ユーザが盤面上に黒マスを配置すると、設定した条件に合わせて自動的に黒マスが配置される。
状況に応じてキーボード/マウスのいずれでも入力できる
文字入力をはじめとしたほとんどの操作は、マウス/キーボードのいずれでも行える。入力文字種は基本的にカタカナだが、ひらがなや漢字、英数字も入力できる。
キーボードを利用する場合は、盤面上に表示された赤いカーソルをカーソルキーで移動させ、ワードの先頭位置を決めて、文字列を入力する。マウスでは、コンテキスト(右クリック)メニューからか、自由に位置を移動できるクリックパレットを使って入力してゆく。縦書き/横書きの切り替えは、カーソルのあるマスをクリックするか、【Tab】キーで行える。黒マスは、スペースキーやコンテキストメニューなどで配置できる。そのほか、空白は【Delete】キー、改行は【Enter】キー、バックスペースは【BackSpace】キーなどとなっている。
盤面をズームイン/ズームアウトして全体のバランスを確認したり、盤面のタテとヨコを反転させたりすることも可能。使用文字や使用ワードの一覧表示機能や、クロスワードパズルの暗黙のルール違反「ワードの重複使用」の常時監視機能も用意されている。
候補ワードをリストアップしてくれる、便利な検索機能
辞書には20万語以上のワードが登録済み。ワードを埋めたい範囲をドラッグして、検索を実行すると、候補がリストアップされる。リストアップされたワードをダブルクリックするだけで、簡単に盤面に入力できる。さらに、
- タテ/ヨコ二方向の交差ワードを検索できる「交差検索」
- ひとつのワードと、交差し得るワードを同時に検索できる「くしざし検索」
- ワイルドカード (*?)と数字(1〜9)を使って検索できる「ワイルドカード検索」
といった検索方法も用意されている。ナンクロでは、使用するカタカナを制限して検索できる「文字フィルタ」も利用できる。選択したワードの意味を、インターネット上の辞書(Yahoo!辞書)で調べることも可能。解答のヒントとなる「カギ」の設定が大幅に楽になる。
「カギ」の編集は「カギエディタ」で行う。「カギエディタ」には、盤面上に並んだ文字列のうち、黒マスや盤の端に挟まれたワードが「タテのカギ」「ヨコのカギ」としてリストアップされ、それぞれに適切なヒントを書き込むだけで、「カギ」を設定できるようになっている。