アドオンでさまざまな機能拡張を行えるタブ式ファイル管理ソフト。ファイルのプレビューや画像の簡易レタッチなども可能。「Tablacus Explorer」は、使い勝手が重視された、シンプルなファイル管理ソフト。メイン画面の基本構成は、エクスプローラ風の2ペイン。左側の「ツリー」画面と、ファイル一覧が表示される、右側の「リスト」画面とからなる。画面上部には、エクスプローラでおなじみの「進む」「戻る」や「上へ(フォルダ移動)」、さらにはディスクドライブ(C:/D:/……)のボタン(ドライブバー)などが並び、フォルダの移動やドライブへのアクセスもスムーズに行える。2画面(縦/横)、4画面の分割表示モードを備え、複数のフォルダを同時に閲覧することも可能だ。
「ファイル」「編集」「表示」などのメニューによる操作はエクスプローラとほぼ同様。リスト画面に表示されたフォルダを登録し、メニューから選ぶだけですばやくフォルダを開ける「お気に入り」も用意されている。
新しい機能の追加や画面のカスタマイズは、アドオンによって自由に行える。オプションで利用できるアドオンは、
- プレビュー(画像のサムネイルをメイン画面上に表示)
- レタッチ(画像を別画面で開き、サイズ、回転、品質を編集)
- 新しいタブ(新規にタブを開くボタンを追加)
- ファイル名を指定して実行
など。アドオンは、「Tablacus Explorer」上から作者のホームページに用意されたものをダウンロードして、簡単にインストールできるようになっている。メインメニュー、タイトルバーをはじめ、画面分割やドライブバーなど、画面上のほとんどのアイテムがアドオンで提供され、必要に応じて表示/非表示を切り替えることも可能だ。
そのほか、ツリー/リスト画面の表示スタイル、タブのサイズや表示位置などを細かく調整することもできる。