小学生の“ヒーローごっこ”をモチーフにしたRPG。小学校高学年の少年少女が変身アイテムを装備し、ヒーローになって大活躍する。小学生が変身アイテムを入手して、次々とヒーローに
「星丸町ヒーローズ」は、変身アイテムを手に入れた小学生たちがヒーローになり、さまざまな問題や事件を解決してゆく長編RPG。マップは、ストーリーの進展にともなって、移動可能範囲が拡大してゆく。広大なマップを駆け巡り、敵と戦いながら物語を進めよう。小学生ヒーローものだが、結婚イベントも用意されている。
ゲームの舞台は、どこにでもあるような素朴な町「星丸町」。小学生の間では、謎のヒーロー「レインスプライト」の活躍の話題でもちきりで、ヒーローとなることに憧れる少年少女も少なくなかった。
主人公は、星丸小学校に通う小学五年生のごく普通の少年(名前はプレイヤーが決める)。ある日少年は、幼馴染みで同級生の少女「ひめこ」と一緒に下校中、スーパーヒーローに変身できるアイテムを入手する。アイテムを装備して変身することで、少年は射撃の名手「ホワイトパイソン」、ひめこは回復技を備えた愛の戦士「ツインテール」になることができる。
ヒーローに変身した二人は激闘の末、「ABC銀行強盗事件」を解決。次いで、二人の幼馴染みで、主人公の家の隣に住む親友「ゆうき」も仲間入りし、以降、「テツ」「ミキ」など、ほかの同級生たちも続々とヒーローになってゆく……。
星丸町や隣町など、自分たちの身の回りで発生した問題や事件を解決
ゲームでは、星丸町だけでなく、東町や西町、南町などの隣接する町、そのほかの場所からなる広大なマップを移動し、問題や事件を解決してゆく。「現在、どういう事件が起きているのか」の情報は、テレビが教えてくれる。
敵との戦闘は、事件現場の施設内だけでなく、川原や路上など、通常のマップ上でも発生する(エンカウントが発生する場所は限定されており、どこにいても危険なわけではない)。敵との遭遇は(基本的に)ザコ敵などはランダムエンカウント、ボスなどの特定の敵の場合はシンボルエンカウントになっている(ようだ)。
事件現場の施設は、例えば建物の内と外、特定の入り口の手前と奥などで、マップの雰囲気が大きく変わる。毎回新たな刺激があり、プレイヤーを飽きさせない。
状況によっては、事件現場以外での行動も重要になる。事件現場以外の場所を探索してレベル上げをしたり、解決に必要なアイテムを取得したりする必要があることも多い。特定の場合を除き、事件現場から外に出て攻略をやり直すことは自由な(ような)ので、行き詰まったらいったん外に出て、ほかの場所にも目を向けてみよう。
残機制+ターン制を採用した独自の戦闘システム
戦闘はターン制で行われる。戦闘中に使用するコマンドは「アタック」「ショット」「ガード」「ゲット」「技」「変身」「アイテム」「エスケープ」の8種類。
「アタック」は、近接攻撃。使用キャラが近接攻撃用の武器を装備していればそれを使い、何も装備していなければ肉体を使って攻撃する。
「ショット」は、弾丸やビームなど射撃による攻撃。銃を装備していなければ使用できない。【Shift】キーでメニューを開くことにより、戦闘中でも敵に応じて自由に装備中の銃を切り替えられる。
「ガード」は、防御に専念する。攻撃力が低く、攻撃しても無駄な場合や、残りHPが少なくてピンチのときなどに使いたい。
「ゲット」は、戦闘画面左上に時折出現する、「?」と書かれた箱を取るのに使用する。箱を取るとHPが回復したり、経験値を獲得したり、アイテムを取得したりなど、さまざまな効果が発生する。余裕があれば、積極的に取るようにしたい。
「技」は、それぞれのヒーロー固有の技を発動する。発動するとSPを消費するものや、「必殺技ゲージ」を消費するものなどがある。強力なものが多い。
「変身」は、ヒーローへの変身。「星丸町ヒーローズ」では残機制が採用され、残機が残っている状態でHPが0になると、変身が解除された状態で復活する。このとき、再度ヒーローに変身させるのに使用する。残機0のときにやられてしまうと、残機が回復するまで戦闘に参加できなくなるが、死亡することはない。
「アイテム」では、回復アイテムなどを使用できる。
「エスケープ」は、脱出。ただし成功しても、1ターン分の攻撃は受けてしまう。