Windowsのイベントログから、およその出勤・退勤時刻などを取得し、管理できるソフト。「勤務時間取得ツール」は、Windowsのイベントログを利用して、パソコンが稼働していた時間をもとに、毎日の勤務時間を記録するソフト。休憩時間や所定労働時間を設定することもでき、実働時間、残業時間もひと目でわかる。読み込み対象とするイベントログは「システムのイベントログ」「アプリケーションのイベントログ」を指定することが可能。取得したデータをCSV/XML形式のファイルにエクスポートすることもできる。
起動するとイベントログを参照し、各日の最初のイベントを出勤時刻、最後のイベントを退勤時刻として記録する仕組み。休憩の開始・終了時刻や、所定労働時間(初期設定では8時間)を設定しておくことにより、
- 実働時間(出勤から退勤までの経過時間−休憩時間)
- 残業時間(勤務時間−所定労働時間(マイナスもあり))
を算出できる。さらに、指定時刻よりも前の勤務時間を前日のデータに加える「境界時間」の設定も可能で、日をまたいだ残業にも対応する。勤務時間データは月単位の一覧形式で表示される。オプション設定では、
- 表示時間の単位指定(例えば10分単位、15分単位など)
- 出勤、退勤時刻を休憩時間外に調整(例えば12:00〜13:00が休憩のとき、12:40の出勤を13:00に修正)
などを指定できる。