メモの管理機能も備えた、おしゃれで便利なメモ帳ソフト。「CatMemoNote」は、メモの作成・編集と管理とを行える、シンプルなメモ帳ソフト。メモのタブによる分類や階層管理を行うことができ、メモ帳としても定型文の挿入や文字変換、キーワードによる色分け、リンク、パスワードによる保護など、多彩な機能を備える。エディタ部には、nakkaさん作のエディットコントロール「nEdit」が使用されている。
メイン画面は、左右に分割された2ペイン構成。左側がメモリスト、右側がテキストエディタとなる。新しいメモを作成するには、メモリストの空白部をダブルクリックするか、コンテキスト(右クリック)メニューの「メモを作成」を実行すればよい。作ったメモは階層管理することができ、移動はドラッグ&ドロップで行える。
メモはタブで分類管理することもできる。初期状態で登録されているのは「メモ」タブだけだが、タブ部のコンテキストメニューから新しいタブを作成することができる。メモはそれぞれが独立したテキストファイルとして、タブと同名のフォルダに保存される。メモをほかのタブへ移動することも可能だ。
テキストエディタとしては、切り取り、コピー、貼り付け、削除といった基本的な編集機能に加え、定型文の挿入や文字種変換、文字列検索、Google検索などの機能を持つ。定型文挿入機能では、任意の文字列のほか、日付や時刻、選択テキストやメモの総文字数、メモの名前やタイムスタンプなど、多彩な情報をテキストに挿入できる。文字種変換機能では、大文字/小文字、ひらがな/カタカナ、全角/半角変換や大文字/小文字反転が可能だ。
メモ本文中に存在するURLやメールアドレス、ファイルパスに自動的にリンクする機能もあり、ダブルクリックすることでリンク先を開くことができる。また、先頭が「memo:」ではじまるテキストは「メモリンク」として認識され、指定したメモやタブを開いたり、テキストの指定位置にカーソルを移動させたりすることができる。
メモをパスワードで保護することもできる。メモにパスワードを設定すると、ファイル内容が暗号化され、内容を見ることができなくなる(別のテキストエディタなどで直接メモファイルを開いても、内容を見ることはできない)。パスワードを忘れないように、パスワード入力画面に「パスワードのヒント」を表示させることもできる。
そのほかにも、
- テキストの外部エディタでの編集
- プログラムやファイルの起動
- キーワードによる色分け
- キーボードショートカット
- マウスジェスチャ
- テーマ(スキン)
- 縦書き
- メモの結合
など、多彩な機能を備えている。