デスクトップ上のアイコンやウィンドウを隠し、壁紙を鑑賞できるようにするソフト。壁紙チェンジャの機能も備える。「デスクトップクリーナー」は、ワンタッチでデスクトップ上にあるアイコン、ウィンドウを隠せるソフト。壁紙を隠しているアイコン、ウィンドウを“掃除”して壁紙画像を鑑賞できるほか、「Boss is coming(ボスが来た)」ツールとしても使うことができる。さらに、パソコンに保存してある画像を壁紙としてスライドショウ表示する機能、指定タイミングで壁紙画像を切り替える(壁紙チェンジャ)機能も備えている。
デスクトップのクリーニングは、タスクトレイメニューまたはあらかじめ設定したホットキーで行う。初期状態では左【Windows】+【Esc】キーが、ホットキーとして設定されているが、任意の2キーの組み合わせを指定することもできる。操作をホットキーに限定したり、タスクバーやマウスカーソルを隠したり、【Windows】キーや【Application】キーを無効にしたりといった設定も可能。これらの機能を利用することで、「ホットキーを知らない人にはパソコンを操作できない」ようにすることができる。
指定した画像ファイルを壁紙として鑑賞することもできる。指定は、画像ファイルが含まれるフォルダに対して行うことも可能。フォルダを指定した場合は、フォルダ内の画像ファイルがスライドショウで表示される。スライドショウでの画像の表示時間はあらかじめ設定できるほか、スライドショウ画面でも指定できる。スライドショウ再生中、一定時間(10秒)マウスが移動しなかったら、マウスカーソルや画像ファイル名表示を隠すオプションもある。マルチディスプレイ環境では、複数のディスプレイにまたがって画像を表示させることもできる。
壁紙チェンジャ機能では、指定フォルダ内の画像を壁紙にできる。壁紙を変えるタイミングは、
- 一定時間経過ごと(15分おき、30分おき、1時間おき、2時間おき)
- 壁紙が見えたとき
- ランダム
- 「デスクトップクリーナー」起動時
のいずれかから選択できる。表示方法はWindowsと同じ「中央に表示」「並べて表示」「拡大して表示/画面に合わせて伸縮」に加え、独自の「縦横比維持・余白あり・切り取りなし」「縦横比維持・余白なし・切り取りあり」が用意される。この表示方法は画像ファイルごとに指定することもできる。壁紙チェンジャもマルチディスプレイに対応する。マルチディスプレイ環境の場合は「各モニタで違う壁紙にする」「モニタにまたがって表示する」から選択できるようになっている。