パソコン上のメディアファイルはもちろん、CD/DVDからインターネットラジオなどのWebコンテンツまで総合的に楽しめる多機能マルチメディアプレイヤー。「jetAudio Basic」は、豊富な対応形式や高い操作性が特徴のマルチメディアプレイヤー。主要な音声・動画形式のファイルを再生できるほか、CD/DVD/VideoCDを再生することも可能。さらに、ファイル形式の変換やオーディオCDのリッピング・作成、アナログソースからの録音、メディアファイルの管理など、多彩な機能を搭載する。スキンにも対応し、好みで外観を変更することも可能。日本語ランゲージファイルで日本語化することもできる。
メイン画面は、上部にグラフィックイコライザや機能の呼び出しボタン、中央左側にフォルダツリー、中央右側にファイルリストやプレビューエリア、下部に再生ボタンなどのコントロール用ボタンが配置された構成。画面中央部は、
- パソコン上のファイルやプレイリストを階層管理できる「Media Center」
- フォルダ構造がそのまま表示される「My Computer」
を組み合わせて(または切り替えて)表示させることができる。ファイルの検索やコピー、移動などの操作も行える。Media Centerには、プレイリスト用のフォルダやカテゴリー用のフォルダがあらかじめ登録済み。MP3タグをもとにアーティスト別やジャンル別で楽曲を自動整理してくれる。インターネットラジオのチャンネルやミュージックストア、YouTubeなどのサイトもあらかじめ登録され、インストール後、すぐにさまざまなメディアを楽しめる。オーディオCDをトレイにセットすると、自動的にデータベースにアクセスし、楽曲情報を取得してくれる。
操作方法もバリエーションに富んでいる。メイン画面の再生関連コンソールやグラフィックイコライザのほかにも、タスクトレイメニューやツールバーからも再生や音量調整、プレイリストの操作などを行える。
スペクトラムアナライザ風のイコライザは、音楽ジャンルを選ぶだけで音質が調整される。リバーブやサラウンドなどのエフェクトをかけたり、ピッチをコントロールしたり、クロスフェード再生したりすることも可能だ。
音声・動画の再生機能のほかにも、
- オーディオCDのリッピングやCDの作成
- ファイル形式の変換
- ラインやマイク入力からの録音
- ポータブルオーディオプレイヤーとの連携
など、数多くの機能を搭載。アラーム/タイマ機能を使うと、指定時間経過後や指定時刻に「jetAudio Basic」やWindowsを終了したり、再生・録音を開始(停止)したりすることができる。スキンに対応し、作者のホームページからデータをダウンロードして、外観を変更することも可能(ダウンロードするには登録が必要)。作者のホームページには日本語ランゲージパックも用意されている。