一定時間ごとにメモリの解放を実行してくれる、非常駐型のメモリ最適化ソフト。Windowsの「タスクスケジューラ」を利用して自動実行する。「CleanMem Free」は、アプリケーション終了後に残る不要メモリ占有領域を解放し、パソコン環境の快適化を図るソフト。インストールと同時に、Windowsが提供するプログラム自動実行機能「タスクスケジューラ」に登録され、一定時間おきに起動・終了を繰り返す仕組み。インストール後は、ユーザが操作する必要はない。必要に応じて、手動でメモリの解放操作を実行することも、もちろん可能だ。
実行タイミングの編集は、ウィザード形式の設定ダイアログからタスクスケジューラを起動して行う。繰り返し間隔は任意で変更することが可能(初期設定は15分)。スケジュールの有効期間も指定できる。さらに、メモリ解放を実行するプロセス(実行ファイル)だけを指定した「限定リスト(Only List)」や、解放しないプロセスを指定した「Ignore List」を作成することも可能。特定アプリケーションでのメモリ解放の実行(または除外)を指定できるようになっている。
メモリの状態を監視するための常駐機能「MiniMonitor」も搭載する。タスクトレイアイコンに現在のメモリ使用率と“健全性”(緑/黄/赤の背景色)が表示されるほか、使用中のメモリ容量と利用可能なメモリ容量が棒グラフおよびテキストで表示される。さらに詳細なメモリ情報を「メモリステータス」画面で確認することも可能だ。
そのほか、ファイルキャッシュの状態をリアルタイムで表示したり、プロセスごとの詳細情報を表示したりする機能も用意されている。