旧暦、月齢、六曜、二十四節気などの暦情報とスケジュールを表示できるカレンダーソフト。「SoLunar2」は、コンパクトな画面内に、暦に関するさまざまな情報を表示するデスクトップカレンダー。太陽と月の運行を自身で計算するのが特徴で、暦の定義ファイルなどの更新を行うことなく、使い続けることができる。従来版「SoLunar」に対して「表示文字が大きくなり、見やすくなった」「表示される暦情報が増えた」など、さまざまな改良が施されている。
表示されるのは、日曜はじまりのカレンダーに加え、「元号」「干支」「日本語月名」「旧暦」「六曜」「十二直」「二十八宿」「月齢」「この日の暦」「国民の休日」「スケジュール」「ユーザ情報」。「この日の暦」には春分や夏至、大寒、啓蟄などの二十四節気、三隣亡、一粒万倍日といった選日情報が表示される。ユーザ情報としては、誕生日や定期的な予定(給料日や雑誌の発売日など)を定義することができる。
暦情報は、ユーザがカレンダー上で選択した日付のものが表示される。「この日の暦」「十二直」「二十八宿」では、表示欄をダブルクリックすることで、それぞれの意味などの詳細情報を参照することもできる。さらに「表示」メニューの「詳細な暦情報を表示」を選択すると、当日のすべての暦情報が表示される仕組み。詳細情報は、選択範囲をコピーして、ほかのアプリケーションで利用することもできる。
スケジュールの登録は、カレンダー上の日付の右クリックで表示される「スケジュール設定」ダイアログで行う。「項目名」と、いつから表示するかを設定する「表示期間」、さらには「備考」を登録できる。「備考」は、スケジュール欄の項目のダブルクリックで表示される「詳細」ダイアログで確認できる。
表示モードには、
- カレンダーと暦情報のすべてが表示される「完全」
- カレンダーだけが表示される「月間」
の2種類がある。いずれのモードにも「拡大」表示が用意され、大きめの画面と文字で表示させることができるようになっている。日付の移動は「今日」「前年」「翌年」の年移動ボタン、「1」〜「12」の月移動ボタンによる移動に加え、日付を入力しての直接日付移動、当日からの期間を入力する間接日付移動が可能。
そのほか、西暦と元号を変換する機能なども備えている。