スムーズに操作できる、高速・多機能な2画面ファイラ。画面の見やすさにも配慮され、使いやすい。「NexusFile」は、左右の画面で異なるフォルダを参照しながら操作できる、2画面式のファイル管理ソフト。両画面でファイルリストを比較したり、2フォルダ間でファイルをコピーしたりといったことを簡単に行うことが可能。2画面間でさまざまな連携操作を行える。タブファイラとして利用することも可能。1画面内で複数のフォルダを切り替えながら操作できる。名前や拡張子、サイズなどによるファイルリストの並べ替え、ファイル検索、ワイルドカードを使ったファイルの一括選択など、便利な機能を数多く備える。スキンにも対応する。
メイン画面は、(拡張子別に)色分け表示されたファイルリストやツールバー、ボタンなどからなる、すっきりとしたデザイン。画面上部にはメニュー/ツールバーのほか、ドライブボタン、フォルダ/ディスク情報表示エリアが、また下部にはファンクションボタンや選択中ファイルの情報表示エリアなどがある。中央部には、ファイル選択や左右画面間でのコピー、ファイルリストの並べ替えなどを行える「垂直ツールバー」が用意されている。
エクスプローラ同様、フォルダツリーを表示させることも可能。フォルダの移動もスムーズに行える。さらに、指定ドライブの全階層構造をツリー表示する「フォルダの参照」機能もある。ユーザが選択したフォルダの左側には半透明で上位フォルダが表示され、当該フォルダのツリー内での位置を把握しやすい。
「拡張リネーム」機能では、「挿入」「検索/置換」「削除」「大文字小文字」「連番化」「拡張子」で、複数ファイルの名前を一括変換できる。操作内容を組み合わせることもでき、例えば「任意の位置から×文字分の文字列を削除し、●●を■■に置換する」といった、複雑なリネームも行える。プレビュー機能もあり、操作適用後のファイル名をあらかじめ確認できるようになっている。
デザイン面でのカスタマイズ性も高い。ファイルリストの背景色や項目ごとの文字色を好みで変更できるほか、文字のフォントやサイズを変更することも可能。スキンにも対応し、ツールバーを中心に、デザインを変えることができる。さらに、ファイルリストの拡張子と色の対応もカスタマイズできる。複数の拡張子をグループ化し、例えば「画像」「音楽」「文書」のように、拡張子の異なる同種のデータファイルを同じ色で表示させることも可能。ツールバーやボタン、情報表示エリアといった、ファイルリスト以外の構成要素を非表示にして、よりシンプルなインタフェースで使うことも可能だ。
外部アプリケーションとの連携機能もある。アーカイブファイルの作成(圧縮)や解凍、テキストファイルの表示・編集などを好みのアプリケーションで行える。さらに簡易ネットワーク機能も備え、ネットワークドライブにアクセスしてファイル操作を行うことが可能。FTPサーバとの間でファイルのダウンロード/アップロードも行える。