細部まで丁寧に作り込まれた“本格派”3D潜水艦シューティングゲーム。潜水艦ならではの戦法を駆使し、さまざまなミッションにチャレンジしよう。高性能潜水艦を操り、海中に潜みながら敵と戦う3Dシューティングゲーム
「LongLance」は、潜水艦を操り、地上・海上・空中・水中の敵と戦う3Dシューティングゲーム。魚雷やミサイル、機雷などの8種類の兵器と2種類のソナー、さらにはレーダーを使用して、水上・水中を移動しながら、豊富に用意された訓練+実戦ミッションにチャレンジしてゆく。難易度は高め。
操作にはマウスとキーボードとを併用する。潜水艦の操作に使うのはキーボード。【R】キーで機関出力を上げ、【F】キーで機関を停止させる。【V】キーを押すと出力が低下し、停止後もキーを押し続けると機関が逆転して、船体を後退させることができる。航行速度は、画面右下の扇形メーターで、また機関出力はメーター上の矢印で確認することが可能。潜水艦のため、海上では速度が出力の半分程度に低下する。海中に潜ることではじめて、出力を最大限に生かした全速航行を行える。
【A】キーを押すと右旋回、【D】キーで左旋回、【S】キーで船首を上げ、【W】キーで船首を下げることができる。ただし、【S】/【W】キーは船体の傾きを変えるだけ。沈降は【Ctrl】キー、浮上には【Shift】キーを使う。
視点の移動はマウスまたはカーソルキーで行える。カメラは船体の外にあり、上下左右前後から船体と周囲の状況を確認できるようになっている。
【E】キーは、潜望鏡の上げ下げ。潜水艦が海面下に潜行しているとき、水上の様子を確認するには潜望鏡を使う必要がある。ただし、潜望鏡の使用中は潜望鏡に映ったものしか見ることができない。注意が必要だ。
2種類のソナーとレーダーで索敵し、搭載兵器で敵を攻撃
敵の位置は、画面右上のソナー&レーダーで確認できる。水上ではレーダーとなって陸と空の敵を表示し、海面下ではパッシブソナーとなり、水中にいる音を発する敵を表示する。【Q】キーで、アクティブソナーのON/OFFを切り替えることも可能。アクティブソナーを使うことにより、パッシブソナーには反応しない、海中に潜む敵潜水艦も発見できる。ただし、アクティブソナーの使用は自艦の位置を敵に知らせることにもなる。使いどころは選びたい。
現在の兵装と装填状況は、画面左上で確認できる。兵装の変更は【1】〜【8】キーを押すか、画面上のマウス右クリックで表示される武器選択リングで行う。
すべての兵器は発射後、一定時間で自動的に補充され、弾切れなどはない。使用できる兵器は全部で8種類。基本となるのは「パッシブ魚雷」。敵が発する音に反応し、最も近い敵音源を追尾する誘導魚雷だ。「アクティブ魚雷」も誘導魚雷。敵が音を発しなくても、自ら索敵して前方一定範囲の敵を追尾する。「高速魚雷」はその名の通り、高速で直進する魚雷。追尾機能はないが、ほかの魚雷よりも少し威力が高い。「手動誘導魚雷」は、プレイヤーが操作して誘導できる魚雷。ただし、使用中は自艦を操作できない。また、自艦に当たるとダメージを受けるので、操作ミスには気をつけたい。
空中や地上の敵には2種類のミサイルが有効。デコイによる敵魚雷の攪乱も可能
「囮魚雷(デコイ)」は、敵のアクティブ魚雷を攪乱してくれる防御用兵器。ただし、パッシブ魚雷には効果がない。「機雷」は設置後、その場にとどまり続け、敵を感知すると炸裂する。「小型ミサイル」は、一定範囲内の敵を追尾する対空ミサイル。対艦・対地攻撃にも使用できる。「垂直発射ミサイル」は、一定高度まで垂直に上昇したのち、ロックした敵を追尾する大型ミサイルだ。
ゲームの目的は、多彩な兵器それぞれの特性を活かしながら、索敵機能、操艦技術を駆使して敵と戦い、ミッションをクリアすること。用意されたミッションは「No.000」から「No.022」までの23種類。No.008までは訓練用ミッションとなっている。訓練といっても、攻撃してこない的を撃つものから、相手が攻撃してきてダメージを受けてしまう本格的なものまで、内容はさまざまだ。
訓練、実戦ともに、一定以上のダメージを受けるとミッションは失敗となる。赤い菱形のマーカーで表示されたエリアの外に出てしまってもミッションは失敗。プレイヤーが戦う敵は、ヘリ、ボート、戦艦、潜水艦、爆雷砲、大型戦艦、大型潜水艦と多彩だ。