ソフトを開発しようと思った動機、背景
自作小説の作成・公開にあたり、既存のビューアでは表示に時間がかったり、きれいに表示されなかったり、設定が複雑すぎたりしていました。「もっと簡単に、書籍のように閲覧できるものがほしい」との依頼を受け、「簡易なものであれば」と作成しました。また、機能追加を容易にするため、開発言語をCからC++に変更し、一から再構築しています(Ver.1からVer.2への変更)。
開発中に苦労した点
青空文庫の形式は、書式や決まりに曖昧なものがあり(底本や文字のサイズ、挿絵のレイアウト、文字コードなど)、それらすべてを明確にしてから対応するのは困難であるため、実際に小説を作成する際に使用するものを優先して、実装するようにしています。
ユーザにお勧めする使い方
小説の入力を行いながら使用することを前提として作成しています。できるだけ負荷をかけず、すばやく動作するように設計していますので、作品の入力途中のプレビューとして使用したり、青空文庫の形式とは別に簡易なものですが、HTML形式にも対応させていますので、ネット上に公開されている小説や、公開した自作小説のビューアとして使用したりしていただければと思います。
今後のバージョンアップ予定
青空文庫形式やHTMLのタグ対応などで要望のメールがあれば、対応するかもしれません。
https://sites.google.com/site/gearsns/TxtMiruでソースも公開しています。時間がある方は、自由に改変していってもらえればと思います。
(gears)