組織図や人物相関図などを簡単に作成できる“説明資料作成ソフト”。アイテム(ノード)の関連を視覚的に表現できる。「ハイパー関連図」はその名の通り、文字列や画像を含むノードが線(アーク)で接続された「関連図」を手軽に作成できるソフト。関連図の作成に特化しており、用意されたテンプレートを使って、きわめて容易に関連図を作ることが可能。12種類が用意されたアークや、途中にあるノードを迂回するための「アーク結合用ノード」、画像の型抜きなど、多彩な機能を搭載。表現力の高い関連図を作成できる。
利用できるテンプレートは、
- ノード同士を単純な直線アークで接続する「関係」
- ノード同士が親子関係を持ち、親ノードに対して複数の子ノードが関連付けられる「組織」
- 二つの親ノードに対して子ノードが関連付けられる「家族」
そのほかにも──ノードの表現力を増す機能として──枠の中に複数のノードが配置された「枠組み」も8種類のテンプレートが用意されている。ノード同士をアークで接続してしまえば、ノードを移動させても、アークは自動的に追従する。ノードを接続するアークは、単純直線のほか、L字型(垂直一点関係線)、コの字型(垂直並列関係線)などの垂直線と水平線とを組み合わせたもの、斜め線を使ってZ字に折れ曲がる「イナズマ線」、ほかのアークをまたぐような円弧形状を持つ「マタギ線」、途中省略を表す「中略線」など、計12種類が用意されている。各アークでは、線の色を指定したり、二重線や点線、矢印などの装飾を施したりすることが可能だ。
ノードも、背景色を指定したり、回転させたり、画像(ビットマップ)を貼り付けたりすることが可能。画像は、円や楕円、各丸四角形、文字で「型抜き」することもできる。
インタフェースには、Office 2007/2010などと同様のリボンツールバーが採用され、その場その場で機能を選択しやすく、はじめて使用する場合でもわかりやすい。