どこからともなく現れて、デスクトップをうろつく謎のマスコット「しめじ」と戯れることができるソフト。「しめじ」は、デスクトップにマスコットキャラクタを表示するソフト。大きな頭に細い体、目と思われる二つの黒い点だけの、「無表情」で摩訶不思議な生物(?)がデスクトップを動き回る。ただ眺めるもよし、時には放り投げて遊ぶもまたよし。「Internet Explorer」などの特定のアプリケーションに興味を示す。
起動すると、一体の「しめじ」がデスクトップ上部から降ってくる。しばらくじっと立っているが、そのうちに時々動き回ったり、ぽつねんと座り込んだりする。時にはデスクトップの両端にしがみついて登ったり、天井からぶら下がりながら這い回ったりすることもある。勝手に動き回るのを眺めているだけでなく、ユーザがマウスでドラッグして放り投げたり、つまんで適当なところで落っことしたりすることも可能だ。
「Internet Explorer」や「Windows Live メッセンジャー」が気になるようで、ウィンドウが開いていると壁から飛び移ったり、天井から飛び降りて上に乗ったりする(時にはウィンドウを投げ捨てたりもする)。IE、Windows Live メッセンジャーのほかにも「Opera」「Sleipnir」などに興味があるようだ。
常駐するタスクトレイアイコンをクリックするか、タスクトレイメニューを開いて「増やす」を実行すると、「しめじ」の数が増える仕組み。Ultimate EditionやProfessional Editionでは勝手に増殖するため、気がつくとデスクトップが「しめじ」に埋めつくされていたりすることもある。Ultimate Editionでは最大50体まで増殖する(Personal Editionでは勝手に増殖しない。壁に登ったり、天井からぶら下がったりといった機能も制限されている)。
タスクトレイメニューでは、「しめじ」を増やせるほかに、1ヵ所に呼び集めたり、一体だけを残して消してしまったりすることが可能。IEのウィンドウが捨て去られてしまった場合、ウィンドウを復元するためのコマンドも用意されている。