カスタマイズ性が高く、多彩な機能を備えたデスクトップカレンダー。スケジュール管理なども可能。「Rainlendar Lite」は、スキンによる強力なカスタマイズ機能が特徴のデスクトップカレンダーソフト。カレンダーに加え、イベント(スケジュール)やToDo(タスク)の管理、アラームなどの機能も備える。カレンダー、イベント、ToDoは、それぞれ個別のウィンドウに表示され、デスクトップ上の任意の場所に配置することができる。iCalendarフォーマットに準拠し、iCalendar対応アプリケーションとのデータ転送も容易に行える。
初期状態の外観は、背景が透明で、ちょうどデスクトップに数字のシールを貼り付けたようなデザインだが、サイズや配色、フォント、さらには表示方法の異なるスキンが多数、用意されている。例えば、初期状態のスキン(Shadow4)では、通常の1ヵ月表示のほか、1ヵ月分の日付を一列(水平/垂直)にしたもの、2ヵ月連続、4ヵ月連続(矩形で表示)、1年分など、表示月数や配置の異なるカレンダーウィンドウを利用できる。
1日/1週間の予定表、イベント/ToDoの入力パッドなど、スケジュール管理用のウィンドウが用意されているスキンもあり、好みに応じて追加表示させることが可能。同じ内容のカレンダーを複数表示させ、同時に利用することもできる。
イベント/ToDoでは、概略(タイトル)や場所、URL、開始日時、終了/期限日時を登録できるほか、メモエリアにイベント/ToDoの詳細内容を入力することも可能。日時は、繰り返し設定にも対応する。ToDoでは優先度や進行状態、進行度を登録でき、状況に応じて内容をアップデートできる。
イベント/ToDoにカテゴリーを設定することも可能。「仕事」「休暇」「旅行」「プロジェクト」「パーティ」など、さまざまなカテゴリーが用意されている。ユーザがカテゴリーを追加・削除することも可能だ。
操作は、コンテキスト(右クリック)メニューを中心としたマウス操作が基本だが、特殊キー(【Ctrl】/【Shift】/【Alt】/【Windows】)と任意のキーとを組み合わせたホットキー操作にも対応する。機能をキーに割り当てることで、カレンダー表示月のジャンプやウィンドウの表示/非表示、イベント/ToDoの作成といった主要操作を、キー一発で実行できるようになる。
イベント/ToDoをサウンドやダイアログで通知してくれるアラーム機能もある。通知タイミングは、イベント開始前/ToDo期限前の分/時間/日単位で指定できる。