フォルダへのアクセスを制限したり、暗号化したりといった操作を簡単に行えるソフト。「Secure Folder」は、フォルダへの不正なアクセスを防止するための暗号化・セキュリティ対策ソフト。シンプルなインタフェースで、はじめてでも戸惑うことなく使うことができる。複数フォルダの保護を一括設定することも可能。保護の有効化/無効化や、適用するセキュリティモード(ロック、不可視化、暗号化)の設定・変更は、メイン画面のリストで簡単に行える。エクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニューから操作することも可能。対応するファイルシステムはNTFS/FAT32/FAT。
フォルダに適用できるセキュリティモードは、
- Lock(アクセス制限):フォルダにアクセスできなくする
- Hide(不可視化):フォルダ属性を「隠しフォルダ」にする
- Encrypt(暗号化):フォルダを256bit AESで暗号化する
の3種類。単独で適用することも、複数のモードを併用することも可能だ。メイン画面は、「Add」「Remove」「Secure」などの設定ボタンと、フォルダリストなどからなるシンプルな構成。使い方は簡単。まず、初回起動時にログインパスワードを設定して、
- 保護したいフォルダをリストに登録し、
- セキュリティモードを選択(複数可)して、
- 保護を実行(有効化)する
だけでよい。リスト上では、保護の状態を確認できるほか、さまざまな操作を行うことが可能。対象フォルダの追加・削除、有効化/無効化の切り替え、モードの変更などを、複数フォルダに対してまとめて行うことができる。エクスプローラなどのコンテキストメニューから操作することも可能。フォルダの右クリックで表示されるメニューから「[Lock/Unlock]with Secure Folder」を選択し、表示されるダイアログでセキュリティモードを選択すれば、すぐに保護が開始される。
不要ファイルなどを一括削除できる「システムクリーナー」機能も備える。クリップボード上のデータや一時フォルダ、プライバシーデータを削除できるほか、「任意のフォルダを指定日数経過後に自動削除する」といったこともできる。そのほか、画面キャプチャ機能なども用意されている。
スキン(Visual Style)機能にも対応し、メイン画面のメニューバーおよびステータスバーの背景色を変更できる。「White」のほか、計10種類以上のスタイルから選べる。