算数の苦手な子どもでも、楽しみながら基礎力を養うことができる算数学習ソフト。「Math_Core」は、具体的なイメージを見ながら「数える」ことで、算数のセンスを身につけることができるよう工夫されたソフト。基本的な算数センスを身につけて、複雑な問題も解けるようになることを目指す。ユーザの解答状況に合わせて問題のレベルが選択される「自動レベル選択」機能を搭載する。
用意された問題は「たし算」「ひき算」「九九」「わり算」「分数」「時計」「図形」の各ジャンルと、ジャンルを問わずに出題される「総合」。出題の範囲はユーザが指定することが可能で、例えば「たし算」であれば、和が「10まで」「20まで」「30まで」「40まで」「40より大きい数」「すべて(数式のみ)」から選択できるようになっている。
ソフトの基本は「数える」こと。「たし算」「ひき算」「九九」「わり算」の出題・解答画面は、10×10の100マスからなる。マスの中にボールが表示され、ボールを数えることで計算を行う仕組み。このとき、ボールはマスの端から順ではなく、さまざまなパターンで表示される。ユーザはその並び方のパターンから「2+3+1」というような計算方法をイメージしながら解いてゆく。
(計算方法の)イメージの把握支援機能も備える。ボールをクリックすると背景色が変わり、グループを作成することが可能。ボールのないマスをクリックすることで、空白部分もグループ化できる。さらに、「ひき算」「九九」「わり算」では、答えを求めるための式やヒント、文章題にしたときの問題例も表示され、問題イメージの把握を助けてくれる。
初期状態では、解答時間に制限あり、制限時間を過ぎるとタイムアウトとなる。設定により、タイムアウトを無効にすることも可能。タイムアウトになるまでの時間はトラックバーで変更できる。出題速度も同様にトラックバーで変更することが可能だ。
出題に対して応答したとき、正解したとき、連続正解したときなどにはポイントが与えられる。今回獲得ポイントと累計ポイントは画面で確認することができ、ユーザの解答に対するモチベーションが維持されるよう配慮されている。