ホームページの更新の際は、その差分のみをFTPサーバにアップロードしたり、変更前のWebページをダウンロードしたりすると便利だと思い、FTPに対応しました。FTPサーバとローカルパソコンではOSの文字コードが異なることがあるため、テキストファイルの文字コードを変換する機能も付けました。

開発中に苦労した点
ファイル比較ツールの需要は高いらしく、たくさんの方からのご要望をいただきました。時には特殊な使い方をされている方もいらっしゃり、その実装方法に悩むことがありました。そのおかげで多機能なファイル比較ツールになりましたが、機能が増えたことでバージョンアップ時の影響範囲も増え、改造には苦労します。また、FTPサーバはたくさんの種類が存在しますが、すべてのFTPサーバでの動作確認はできず、ご利用者の協力をいただいて対応することもありました。

ユーザにお勧めする使い方
「フォルダ内のファイル比較ツール」の主な使い方は次の通りです。

（1）サブフォルダ以下のすべてのファイルのバイナリ形式比較

（2）サブフォルダ以下のすべてのファイルのテキスト形式比較

（3）サブフォルダ以下のすべてのファイルの文字コード判定/変換

（4）テキストファイルの差分表示

（5）変更ファイルのFTPアップロード/ダウンロード

（6）コマンドライン（バッチ）でのファイル比較

今後のバージョンアップ予定
バージョンアップは、改善点やよい機能が見つかり次第、随時対応したいと思いますが、現在、作者自身が満足しているため、ご利用者のご要望をいただいてからということになるかもしれません。