手軽に楽しめる戦車シューティングゲーム。複数の部屋に分かれ、迷路のようになったステージを突き進みながら、敵を撃破してゆく。バラエティに富んだ5種類の機体を駆使して敵を撃破
「The Tank3」は、多彩なステージで自機を操作して敵と戦い、最終的にボスを撃破することを目的にしたレトロチックな戦車シューティングゲーム。3段階のレベルに分けられた10種類のステージを突破して、ゲームクリアを目指す。使用できる自機は「タンク」「バギー」「ビッグ」「マン」「スター」の5種類。“戦車シューティング”だが、なぜか背中にマントを背負い、空を飛べる人型(?)の機体も登場する。
「タンク」はバランスのよい機体。搭載兵器(ウェポン)はバズーカで、どの敵にも同程度のダメージを与えることができる。その反面、弾速が低かったり、連射ができなかったりといった難点もある。
「バギー」は全機体の中で最も速く、サイズも小さいため、敵の攻撃が当たりにくい(ただし、初期エネルギーが低く、ダメージには弱い)。搭載兵器はウィンドカッター。ため撃ちとサブウェポンを使用できないという欠点もあるが、その代わり連射能力に優れ、ザコ敵や軽い敵には威力を発揮する。
「ビッグ」は、初期エネルギーとブースター値が高い大型の機体。搭載兵器はフレイム。弾速は最低で、射程も短いが、敵に連続ダメージを与えることができ、当たりさえすれば威力は抜群だ。
「マン」は人型の機体。搭載兵器はアップル。攻撃力そのものは最低だが、正面と斜め左右の3方向を同時に攻撃でき、連射能力も高いため、意外に使いやすい。最初からチャージが高速なのも特徴。
「スター」はサイズが小さめで、初期エネルギー、スピードともに高い、バランスのよい初心者向けの機体。搭載兵器はB-Type。弾は敵を貫通し、連射も可能。威力も十分だ。
手強い敵を相手にするときは、チャージとブーストをうまく活用して戦おう
操作はキーボードで行う。カーソルキー(【I】/【K】/【J】/【L】キーでも可)で自機を前後左右斜めに移動させ、【Z】キーでショットを発射する。【Z】を押し続けることでエネルギーをチャージし、キーを離すことで、より強力なため撃ちのショットを発射できる(バギーのみため撃ちがないため、連射となる)。サブウェポンを入手していた場合は、ため撃ち時に同時発射することが可能。使用するサブウェポンの切り替えは【1】/【2】キーで行える。
弾は、自機の進行方向に発射される。移動時に【Shift】キーまたは【C】キーを押すことで、砲身の向きを固定したまま移動できる。敵弾を回避しながら攻撃したいときなどに活用したい。【0】キーを押すことで、砲身固定のトグルモードを切り替えることが可能。トグルモードがONのときは、【Shift】または【C】を押すたびに砲身の固定/非固定が切り替わる。キーを同時押しするのが苦手な人は試してみるとよい。
【Ctrl】キーはブーストの発動。画面右下に表示されているブーストメーターが満タンのときに押すと、進行方向に一気に加速して、敵の攻撃を回避できる。ブーストは一瞬で終わるが、その間はダメージを受けることがなく、緊急回避に大きな威力を発揮する。
【X】キーはセーブ。ステージ内では使用できず、ステージ選択画面でのみ使用することが可能。ステージクリアしたら小まめにセーブするようにしたい。そのほか【R】キーでリセット、【P】キーでポーズといった操作も用意されている。
レベル1の五つのステージでサブウェポンを入手し、自機の攻撃力を強化しよう
ゲームの目的は、各ステージ最深部にいるボスを倒して自機を強化し、最終的にレベル3──この世界の中心の「Central」──にいるボスを倒すこと。用意されたステージはレベル1が5面、レベル2が4面、レベル3が1面の計10ステージ。レベル1の五つのステージでは、途中に待ち構える中ボスを倒すことで、サブウェポンを入手できる仕組み。また、ステージクリアすると、エネルギーの最大値がアップするほか、特定のステージをクリアすると、ウェポンもパワーアップする。
入手可能なサブウェポンは5種類。「アロー」は矢を4方向に発射し、壁で反射する。「ホーミング」は、二つの弾が近くの敵を自動的に追尾する。「2ウェイ」は、ため撃ちの弾を後方にも発射する。「スパイラル」は、前方に六つの弾を発射する。「ボム」は、一定時間後に爆発する(爆発に巻き込まれると、自機もダメージを受けるので要注意)。
そのほかにも5種類のアイテムが登場する。隠し部屋で入手できるのが「ブースター」と「チャージ」。それぞれブーストメーターとチャージ(ため撃ちのため)のたまる速度を上げてくれる。それ以外のアイテムはザコ敵を倒すことで入手できる。「e」はエネルギーの小回復、「E」はエネルギーの大回復、「S」は自機の動作が速くなる。