高速な圧縮処理が特徴のアーカイブユーティリティ。外部DLLは不要で、すぐに使いはじめることができる。「WoopieZIP」は、アーカイブ(書庫)内ファイルの閲覧や圧縮・解凍(展開)を行うためのソフト。ZIP/7Z/EXEへの圧縮と35形式以上のアーカイブファイルの解凍に対応。大容量ファイルを分割しての圧縮やパスワード保護などの機能も備えている。
圧縮・解凍操作は、メイン画面から行えるのはもちろん、ドラッグ&ドロップやエクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニューから行うことも可能。メイン画面はシンプルな1ペイン構成。ツールバーには大きめのボタンアイコンが配置され、わかりやすく、操作しやすい。ファイル管理ソフトのようにパソコン内のドライブやフォルダを開くことができ、表示されたリストで対象のファイルを選択し、圧縮操作を行えるようになっている。
ファイル/フォルダを「WoopieZIP」のアイコンにドラッグ&ドロップしたり、コンテキストメニューに表示される圧縮機能を選択したりすることでも圧縮機能を利用することが可能。コンテキストメニューからは「圧縮ファイルに追加」「圧縮ファイルに追加してメール送信」といった処理を行える。
圧縮可能な形式はZIP/7Z/EXE(自己解凍形式)。圧縮方法は「標準」「無圧縮」「速度重視」「品質重視」から選択でき、用途に応じて使い分けることができる。大容量のファイルは分割して圧縮することも可能。さらに、アーカイブファイルをパスワード保護したり、アーカイブファイルにコメントを付けて管理したりといったことも可能だ。
アーカイブファイルの解凍も、メイン画面またはエクスプローラなどのコンテキストメニューから行える。アーカイブファイルをメイン画面で開くとアーカイブ内のファイルが一覧表示され、選択したファイルの内容を閲覧することが可能。もちろん、リストで選択したファイルだけを解凍することもできる。コンテキストメニューには「WoopieZIPで開く」のほか、「解凍」「現在のフォルダへ解凍」「(アーカイブファイル名のフォルダ)に解凍」の各項目が用意されている。