ソフトを開発しようと思った動機、背景
自分(コンポーザー)とライターが「何かゲームを作りたい」という気持ちが一致して作りはじめたのがきっかけでした。最初は音楽とシナリオしかない状態で作っていたので、完成の目途が見えなく、諦めかけていたのですが、運よくイラストレーターとプログラマがメンバーに加わってくれたので、なんとかゲームを完成させることができました。「せっかく自分たちでゲームを作るのだから、可能な限り素材を自作していこう」という理念もありました。けれど私たちは所詮プロではありませんから、いくら得意分野で頑張って素材を作ったとしても、何か物足りないものがありました。
それでも「音楽で雰囲気を醸し出せなければ、絵で雰囲気を出そう」「絵で迫力を出せなければ、演出で迫力を出そう」「演出で場面を表現しきれなければ、シナリオで場面を表現しよう」「シナリオでプレイヤーを泣かせられなければ、音楽でプレイヤーを泣かせよう」と、試行錯誤してゲームを作ってゆきました。このようにして、このゲームは素材が別の素材を補うように作られていると私は思っています。「子守唄を貴方に…」は、そんな皆の想いが詰まったゲームです。
開発中に苦労した点
主要な部分はすべて自作素材を使おうという目標が楽しくもあり、苦労した点でもありました(背景とSEは素材をお借りしましたが……)。あとメンバー同士で「ゲームに組み込みたいこと」がそれぞれ違っていたので、どれを組み込むかを取りまとめるのにも苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
この作品は、老若男女を問わずに楽しめる作品となっています。感動的な結末が待っていますので、普段からゲームをする人もそうでない方も、ぜひとも最後までプレイしてみてください。
今後のバージョンアップ予定
特に予定していませんが、誤字などがありましたら、修正したバージョンを上げてゆく予定です。
(KONIKONI)