Windowsの設定を最適化したり、不要な情報を削除したりすることで、本来のパフォーマンスを維持し、安定性を高めてくれる快適化ソフト。「PowerX PerfectSpeed PC Optimizer」は、パソコンの動作速度を低下させるさまざまな要因をチェックし、最適化することで、パフォーマンスの低下を防ぐユーティリティ。
- レジストリのクリーンアップ
- 空き領域の最適化
- トレース情報の消去
- ドライブの最適化
の各主要機能に加え、「PCのカスタマイズ」などの機能も搭載。スケジュール設定による自動実行(AutoPilot)も可能だ。Windows 7にも対応する。インストール後、ユーザが最初に行うことは、パソコンのパフォーマンス状態の確認。レジストリ、空き領域、トレース情報、最適化(断片化率)の各項目とパソコン全体のパフォーマンスを確認することが可能で、レジストリエラーの数やハードディスクの断片化率といった詳細が表示され、さらにパソコンの総合的なパフォーマンスが3段階で評価される。確認後、「パフォーマンスを改善する」を実行すると、対話形式で各項目の設定を行ったのち、最適化を行える。「レジストリのクリーンアップ」などの各最適化は、個別に実行することも可能。より詳細な設定で最適化を行える。
「レジストリのクリーンアップ」は、Windowsの設定情報が記録されたレジストリの問題点を解消する機能。スタートアップや共有DLL、アプリケーション情報などをクリーンアップの対象として指定することが可能。レジストリ情報をバックアップすることもできる。
「空き領域の最適化」は、ごみ箱内のファイルや一時ファイル、重複しているファイルなどを削除して、空き領域を確保するもの。削除対象の重複ファイルは「テキストドキュメント」「ピクチャファイル」などのファイル種類で指定することが可能。フォルダ内の使用状況をグラフで表示してくれる「スペースエクスプローラー」も用意されている。
「トレース情報の消去」では、最近使ったファイルの履歴やブラウザのキャッシュ、Cookieなどの情報を削除できる。任意のファイルを完全に消去するシュレッダ機能もある。
「ドライブの最適化」は、ハードディスクの断片化を解消するもの。
- ファイルの配置状態を確認できる「ドライブマップ」
- 最適化の実行前後でのパフォーマンスや断片化率がわかる「パフォーマンス」
- ドライブの詳細な情報を表示してくれる「分析結果」
の各機能を利用できる。「PCのカスタマイズ」では、メニュー表示の高速化やウィンドウのアニメーション表示、履歴の記録やActiveXプログラムのインストールの制限、スタートメニューのカスタマイズなどを行える。