ソフト詳細説明
「ほうき星の夜」は、吉里吉里を使って制作したサウンドノベルです。
選択肢なしの一貫したお話しです。
◎ 小学456年生向けのルビ(漢字の読み)をふっています。
◎ お姉さんやお母さんにもオススメ。
ぼく、とし姉ぇのことだましちゃった
<本文より>
優しくてあたたか過ぎるとし姉ぇの目が、今のたかしの心には痛かった。
ぼくのことをこんなにまで信じてくれる人を、ぼくはだましちゃったんだ。
たかしは自分のことが情けなくて、知らず知らずのうちに涙をこぼしていた。その涙をぬぐおうとする自分の手がやけに白々しい感じがした。