熱傷面積と体重から電解質や蛋白質の必要量を求めます
熱傷面積(成人9の法則、乳児5の法則で算出)と体重から電解質や蛋白質の必要量を求めます。熱傷により血管の浸透性が高まり、水分・電解質・蛋白質などの血漿成分が血管外に侵出し浮腫を生じます。循環血液量の減少を補正するために輸液を行います。体表面積1%当たり2.8g/日の蛋白質を喪失します。熱傷患者への輸液量投与は、主だった方法のいずれの投与法は初めの8時間で全量の半分を投与し、次の16時間で残りの量を投与します。今回の看護数式は、幾つかありますものから、バクスター方式、エバンス方式、ブルーク方式、MGH(Massachusetts General Hospital)の4つの式をプログラムしました。方式により 熱傷患者への輸液量の投与にわずかな差のあることを知ります。