腰椎椎間板ヘルニアの概括から中年層に多い頚椎症性骨髄症を推察する
私の孫(2002年17歳高校3年男子)が、ある日、項部(首のうしろ)の痛みを訴えると同時に、前年から左下肢の皮膚の麻痺により風呂の温度知覚が右下肢は感じるが、左は感じられられなくなっているといいました。加えて、左下肢の皮膚表面を鉛筆で突いても痛みを感じない症状もあると訴えました。よって、すぐに、近くの整形外科のお医者さんの診断を受けました。診断結果は、「頚椎症性骨髄症」という病名が告げられました。
この疾病の頚椎症は、中年で約40%の人にみられる頚椎の動きのいちばん多い第5〜第6の頚椎にもっとも多く、ついで第6〜第7頚椎にみられる頚椎椎体の後ろの脊髄の間にある脊髄神経根が推間孔から斜めに走っているものが、推体の一部がとげ状に増殖した骨棘(こつそ)によりそれぞれの頚椎が圧迫されて頚椎症性骨髄症、神経根症となる病気のようです。
この病気は中年以降の加齢からくる病気としてよく知られているものですが、若年層には滅多にない病気とのことです。私の孫が、この滅多にない病気になり、私は自分の病気以上に心配いたしました。そこで、今回は整形外科の患者に多いといわれる椎間板ヘルニアという疾病の学習から頚椎症性骨髄症を推察してみました。若年者の頚椎症性骨髄症の術後のケアから判明する知識については後日の機会に再度概括するようにいたしますが、差し当たっては、腰椎椎間板ヘルニアの概括から頚椎症性骨髄症をアプローチしてみました。この病気を良く知っている方がいれば、ご面倒でもお教え願えれば幸甚です。今回は腰椎椎間板ヘルニアのことについては参考となる情報をまとめています。腰痛でお困りの方には多少参考になるかも知れません。