BEより代謝性アシドーシスが確定し、必要な重炭酸ナトリウムの量を求めます
BEより代謝性アシドーシスが確定しますと、その値と体重から補正に必要な重炭酸ナトリウムの量を求めます。BE( 塩基余剰)は、体温37℃でPaCO2が40mmHgのとき、1?の血液のpHを7.40に戻すために必要な酸または塩基の量をmEq/lで表したもので、アシドーシスが呼吸性か代謝性かを見分ける指標となっています。アシドーシスの特徴的な症状は、クスマウル呼吸(呼吸が深く大きくなること)。末梢血管の拡張と心収縮力の低下により血圧が低下ショックになります。高カリウム血症により、不整脈(心室性期外収縮など)を起こし、心室細動を起こし死の転帰をとることがあります。中枢神経に影響し頭痛から混迷、昏睡へと移行し脳の働きを抑制します。原疾患の治療に伴う看護と、以上のような症状となるアシドーシスの補正に伴う看護を展開します。今回は、7%重炭酸ナトリウム溶液(メイロン等)の必要量を求めるものです。
ソフト名: | 7%重炭酸ナトリウム溶液(メイロン等)の必要量 |
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動作OS: | Windows 98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |