PC会計の挫折原因は仕訳! 仕訳を克服するユニークな仕掛けで、さあチャレンジ♪
簿記は、取引が発生すると、最初に仕訳帳へ記帳することを決まりにしています。
仕訳帳では、必ず取引科目を資産・負債・純資産・収益・費用のいずれかに分類し、その増減から借方・貸方の判断をします。
これが「仕訳」と言う作業です。
そして、決算書は、仕訳帳から転記して作成した総勘定元帳や補助簿などを基に集計して作成します。
このことは、簿記の実質的な帳簿が、仕訳帳だけであることを意味します。
つまり、簿記には、仕訳帳への記帳が最も重要であり、「仕訳」を克服することが必要不可欠です。
この会計ソフトは、簿記のルールに厳格です。「仕訳」飛ばしはしません。
取引科目は必ず分類し、借方・貸方を利用して、「仕訳」を通します。
だから、取引ごとに記帳帳簿が変わり煩雑になることはありませんし、同時に重複記帳も防げます。
記帳するのは仕訳帳だけです。補助簿は、仕訳帳をもとに自動で作成されます。
それは、この会計ソフトに、誰でも簡単に「仕訳」が出来るユニークな仕掛けがあるから可能なのです。
その仕掛けを一言で言い表すと、それはまさに「文で会計」です。
「文で会計」は、
(A)『現金10,000円 を 普通預金 に預ける。』
(B)『ガソリン代3,200円 を 現金 で支払う。』
(C)『仕入商品100,000円 を 掛で買う。』
のような取引を表す文章に沿って、取引科目を選び金額を入力します。
(A)の例で説明します。
1.[現金]・[(助詞)を]・[普通預金]の順に選択して、金額を入力する。
2.[普通預金]の選択により、増減のことば[に預入れ]・[から引出し]が表示される。
3.[に預入れ]を選び、新規登録する。
以上で取引の入力は終わりです。
言葉を選び、ソフトの中で組み立てる文章は(A)(B)(C)それぞれ
(A)『現金 を 普通預金 に預入れ』
(B)『車両維持費 を 現金 で支払う』
(C)『仕入 をして 買掛金 で掛買い』
になります。
実にわかり易く、とても簡単です。
これによって、取引科目の貸方借方を気にする必要がなくなり、簿記の知識がない人でも簡単に入力することができます。
文章形式で入力される取引は、会計ソフトによって仕訳の処理が行われ、登録の都度に仕訳の結果が表示されます。
同時に、仕訳帳の生成と総勘定元帳や補助簿などへの転記も行われ、自動的に複式帳簿が完成します。
ソフト名: | 文で会計(個人事業主) |
---|---|
動作OS: | Windows 10/8/7/Vista/XP/2000/NT |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | TOKA |