グローバル・ワード探索プログラム
このソフトのねらいは、ズバリ、「パラパラめくりとゆかない電子化メディアの山から、目的の情報を全文検索で探し出すこと」です。
手元に貯まったメモ書き、文書、議事録、パソコン通信の会議室のログ、等から今必要なものを探し出したい、ということがよくありますが、普段から整理に努めていても、電子ファイルは印刷された紙のファイルと違って、パラパラと紙をめくって斜め読みとはゆかないのですから、その検索は大変です。
私自身が大いに活用しているのは、ニフティサーブのフォーラム(会議室)の 膨大な過去ログの中から、今知りたいと思う情報の手がかりを探し出すという場面です。
例えば、Linuxで Sound Cardは使えないの? と考えたとき 200 ~ 300 KBずつにまとめられた Linux 会議室の過去ログを 10数本並べて、その中からSoundBlasterという文字列を探し出し、この字句を含む発言だけを要領よく読む、といったような使い方ができるのです。
よく会議室で、以前に誰かが同じことを質問して解決されている問題を、繰返し尋ねている方がいらっしゃいますが、このソフトを使えば膨大な過去ログは今以上に貴重な財産となると思います。
2 特徴
? 20本のテキストファイルを同時に検索対象として指定できます。
? 検索したい文字列が文書の中で改行符号で2行に分かれてしまっていても検索できます。(米国産のソフトは日本語化してもここが直っていません。言葉だけでなく文化も日本化してほしいですね...)検索できた場合、その文字列を含む行が、行番号とともに表示されます。
? 検索結果を見ながらテキスト全文を参照できます。テキスト全文を行番号付きで表示し、検索した文字列を含む行は、赤色で表示されます。
? グローバル検索実行後、オールクリヤしなくても検索対象テキストの一部追加や検索語を変更して検索のやり直しができます。
? 検索結果から該当文書の全文参照を行ったとき、その一部分をクリップボ-ドにクリップできます。
? また、その全文参照中の文書から、グローバル検索の結果は壊さずに維持したまま、別の任意の検索語のローカル検索ができます。
? 全文参照テキストで実際に参照できる行数は、1000行刻みで、20,050行までです。
? 自分で使っての印象ですが、検索もテキスト表示も意外に速い...(^_^)