感情があるモアイのアイコン集
中学生・高校生のころ、私はよくチョークを削ってモアイやらトーテムポールを作りました。チョークって削りやすくて、それでいて細かい加工ができますからね。それをこっそり黒板のところへ返しておくと、先生がびっくりするわけです。もちろん削ってしまうと強度が落ちますから、実用には向きません。すぐにぽきぽき折れてしまいます。
モアイについては格別の思い入れがあります。実物を見たことはありません。ですが、鳥学生の頃から、ことあるごとに「モアイ顔」と呼ばれました。面長で、頬骨がはっていて、かつ無愛想で、ちょうどモアイみたいな少年だったのです。(さらにやたらと身長が高くて、ひょろひょろ大きいモアイに似ていたのです。
実際のモアイ像群についてはあまりよく知りません。たぶん祭儀とか、権力の象徴とか、そういう類のものでしょう。また、やたらとくちびるを強調してあることから、アフリカ系の文明の遺産ではないかという説もあるそうです。本当かどうか知りませんが。
でも、それがなんであってもいいのです。私はモアイ顔。(最近は少し肥り気味で、顔が丸くなってきましたが。) それが何であるという以前に、私はモアイなのです。
私に喜怒哀楽があるように、モアイだっていろいろな気持ちがあるでしょう。というより、感情があったらおもしろいなって思います。そこからこのアイコン集が生まれました。特に資料写真にもとづくものではありません。ですから漫画チックになっていると思います。でも、イースター島って、とっても遠いところですし、モアイを作った人たちももうずいぶん昔に死んでしまったわけですから、とりあえずゆるしていただきましょう。(なんと身勝手な)
モアイ・アイコン集はフリーウェアです。ことわりなくどこへでも自由に持っていってくださって結構です。でも、メールをいただけたらうれしいです。自分の作ったものが各方面で喜ばれていると知ることは、作り手として一番の幸せです。またオリジナルの表情を作ることもOKです。おもしろい表情のモアイを作って下さい。