Finderのアイコンを簡単にカスタマイズできるアイコンエディタ。「Icon Machine」は、「項目」のFinderアイコンを自分好みにカスタマイズできるアイコンエディタ。カーボン対応アプリケーションのため、Mac OS Xまたは「CarbonLib」のインストールされたMac OS 8.6以降で動作する。
基本画面はツールバーとプレビューウィンドウ、および編集ウィンドウで構成されている。ツールの切り替えや描画モードを切り替えられるツールバーのインタフェースは「Adobe Photoshop」ライクだ。
プレビューウィンドウには、
- プレビューアイコン
- 巨大32ビットアイコン/巨大256色アイコン/巨大16色アイコン/巨大白黒アイコン
- 大きい32ビットアイコン/大きい256色アイコン/大きい16色アイコン/大きい白黒アイコン&マスク
- 小さい32ビットアイコン/小さい256色アイコン/小さい16色アイコン/小さい白黒アイコン&マスク
- 256色ミニアイコン/16色ミニアイコン/白黒ミニアイコン
の16種類の枠が設けられている。新規にアイコンを作成した場合、プレビューアイコンが完成すれば、そのほかのモードのアイコンは、それぞれの枠内にドラッグ&ドロップするだけで変換・作成できるようになっている。アイコンの作成やカスタマイズは実に簡単。編集したい項目のアイコン画像を「Icon Machine」のアプリケーションアイコンの上に(あるいは編集ウィンドウ上に)ドラッグ&ドロップすることで、そのアイコンを抽出・編集できる。
アイコン画像には、24種類から選べるパターンを使った塗りつぶしや、透明度を設定することができるほか、水平/垂直反転や90°ごとの回転、文字入力などの効果を施せる。
作成したアイコンをFinderアイコンに反映させるには、「アイコンを適用する」を選択すればよい。ほかのファイルにアイコンを適用させたい場合は、メニューから「アイコンファミリーをコピー」を実行することで、「Icon Machine」上の全種類のアイコンがクリップボードへコピーされるので、別途リソースエディタを使って、ファイルのリソース内へペーストする。