セレクション
・スポットライト
・Web自動巡回ソフト ----------
・Getweb!
・Flashnavi
・Vegas95
・W3HELPER
・SiteCruise
・用途別お勧めソフト
・ダウンロード
--------


便利なツールで、Web上の情報を効率よくGetしよう!
Web自動巡回ソフト特集
for Windows

W3HELPER
Webの総合環境を提供し、ホームページの作成や管理にも役立つソフト


W3HELPER 「W3HELPER」は、Web上のデータを自動収集する機能に加え、ホームページの作成や管理に役立つ機能を多く備えたソフトで、Webページ運用時の総合環境を提供してくれる。

Web自動巡回ソフトとしての機能はごく標準的なものだ。ダイヤルアップ接続の制御、巡回開始時刻の指定、プロキシサーバへの対応、パスワード認証ページへの対応、ダウンロードするリンク階層の制限、更新ファイルチェック、ファイル種別制限など、必要と思われる機能はひと通り備えている。

「W3HELPER」には簡単なテキストエディタとしての機能もあり、収集したHTMLファイルを編集することができる。また、HTMLファイルからタグを取り除いてテキストファイルに変換したり、逆にテキストファイルに基本的なタグを追加してHTMLファイルに変換したりする機能もある。HTMLエディタの代わりになるほどの高機能ではないが、この程度の変換で十分なことは意外に多く、何より手軽な点がうれしい。

編集したデータは、FTP一括保存機能によってインターネット上の指定したサーバに反映させることができる。また、巡回先と保存先のURLを違うものに設定すれば、ホームページの移動やミラーサイトへのデータの転送も簡単に行うことができる。指定したファイルをサーバから削除することも可能だ。

Formデータをデコードする機能もある。アンケートや注文等の受付フォームで、“<FORM ACTION="mailto:xxxx@xxx.xxx.xx"METHOD="POST">”というように設定しておくと、入力結果が指定したメールアドレスに送信されてくる。しかしこの際、全角データがエンコードされてしまい、そのままでは読むことができない。これを直ちにデコードしてテキスト形式に変換してくれるのだ。CSV形式に変換することも可能だ。

「W3HELPER」は、一つひとつの機能はそれぞれの専用ソフトと比べると決して高機能とはいえない。しかし、Web巡回、編集、ホームページへの反映といった作業を1本のソフトで手軽に行えるので、上手に使えば便利なツールとなるだろう。
W3HELPERの画面 ▲ 外観は一般的なWeb巡回ソフトといった趣

W3HELPERの画面 ▲ Webページの自動巡回とFTPによる一括保存が可能

W3HELPERの画面 ▲ 設定画面。Web巡回ソフトとしての実力は十分


【W3HELPER 2.18】
作者 : 川上 勝行/種別 : シェアウェア(1,000円)/作者のホームページPickUp関連記事シェアレジ/補足 : 最新版はVer.2.20


※このソフトは「ダウンロード」のページからダウンロードできます。


← 前のページに戻る] [次のページへ進む →

[↑このページの先頭へ戻る]


ベクターソフトニュース、スポットライト、PickUpに関するご意見・ご感想は…… editor@vector.co.jp まで
Copyright (c) 2012 株式会社ベクター 記事の無断転用を禁じます。
Copyright (c) 2012 Vector Inc. All rights Reserved.