デバイスドライバとはハードウェアを使用する為の専用ソフトを指す。このドライバが古いとパソコンの動作が不安定になる事もある。「DriverMAX」は、このドライバを一括更新するソフトとして開発された10年以上もの歴史を持つソフトだ。
最新版である「DriverMAX 14」は、リリースされたばかりのWindows 11にもいち早く対応。
ドライバ更新ソフトという、環境構築の為のソフトが最新OSに素早く対応してくれるのは何とも心強い。
それでは「DriverMAX」の解説をしていく事としよう。
多くのドライバ更新ソフトはインストールする際には必ずインターネットに接続する必要がある。
しかし、「DriverMAX」はインターネットに接続していないパソコンについてもドライバ更新を行なう事ができる。
この為、インターネットに接続ができなくなったり、LANが使用できないといったケースでもパソコンのドライバをインストールする事ができる。
使い方は簡単だ。
- 1.インターネットに接続されていないパソコンで、バックアップ項目から「DriverMAX」のオフラインスキャンを行ない「ドライバーリストファイル」を作成する。
- 2.「ドライバーリストファイル」をインターネットに繋がっているパソコンへUSBメモリ等を利用して移す。
- 3.DriverMAX社公式サイトへアクセスし「ドライバーリストファイル」をアップロードする。
- 4.「ドライバーリストファイル」のアップロードが完了すると必要なドライバの一覧が表示されるので、表示されたドライバの「Download」ボタンをクリックしドライバをダウンロードする。
- 5.ダウンロードしたドライバをインターネットに繋がっていないパソコンへUSBメモリ等を利用してコピーし、ドライバを更新する。
注意点は1つだけ。「ドライバーリストファイル」は無料版の「DriverMAX」をインストールすればどのパソコンでも作成できるが、「ドライバーリストファイル」をアップロードしてドライバをダウンロードするにはPRO版を購入し、登録を済ませる必要がある。
その他の機能も併せて紹介しよう。
これはドライバ自体を今後の更新チェックから除外する、という機能だ。
ドライバ更新を取捨選択できるパソコン上級者向けの機能だが、更新せずとも安定して動作しているドライバの更新アラートを表示させないようにできるのは、非常に便利だ。
尚、この設定はいつでも解除できるので安心して利用してほしい。
Windowsが認識しない(できない)「不明なデバイス」のドライバであっても更新をチェックする機能を「DriverMax」は有している。