「Web会議レコーダー Pro」はボイスレコーダー機能付きの画面録画ソフト。Zoom、Skype、Google Meet、Microsoft Teams等、様々なWeb会議システムに対応しており、ホストへ利用許可を求める必要もない。
リモート会議やオンライン授業を録画したいと思った事はないだろうか?
何かととリモートでの対応を求められるこの時代、リモート会議やオンライン授業は当たり前になってきた。
プライベートでの習い事や飲み会ですら、Zoom等で行なう機会も多くなってきた。
このリモートでの通話は、メモや議事録の作成、内容の確認等で後で見返す為に録画しておくと便利である。
しかし、例えばZoomを録画する為にはホストの許可が必要となる。気軽に録画はできないのだ。
誰にも気兼ねなく録画をする……今回はそんな時に役立つ「Web会議レコーダー Pro」を紹介しよう。
Web会議を録画したいというニーズに直球のネーミングなので、悩めるビジネスマンにも安心して勧められそうだ。
起動後の第一印象はシンプル。分かりやすい画面構成となっており、「画面録画」「アプリ画面録画」「録音」「ウェブカメラ録画」「ゲーム録画」と用途によって選択できるようになっている。
特にWeb会議録画専用という訳でもなく、オンライン授業やレッスン、ライブ配信やゲームプレイ画面等、プライベートでの利用も想定されているようだ。
インストールしておけば、仕事だけでなく趣味でも活躍する事だろう。
画面を録画するには「画面録画」と「アプリ画面録画」の2種類がある。
「画面録画」はフルスクリーンや指定した範囲が録画できるモードで、録画中にスポットライトやズーム録画、ペンツールなどでメモが取れるアノテート機能(注釈機能)が利用できる。
「アプリ画面録画」は指定ウィンドウの録画モードで画面追従ができるが、スポットライトやズーム録画、アノテート機能は利用できない、という違いがある。
試しにZoomで行なった会議を「アプリ画面録画」で録画してみたが、マウスでウィンドウを指定して「REC」ボタンを押すだけなので難なく録画できた。
シンプルな操作性だが流石は専門ソフトといった所で、まず便利だと思ったのは会議ツールの画面を移動させても追従して録画してくれる点だ。
録画対象の会議ツールに他のウィンドウが重なっていても問題ない。重なった部分も欠ける事なく録画してくれる。
これはかなり便利で、録画ソフトは多々あるもののパソコンの見えている画面をそのまま撮影するだけのソフトにはできない芸当である。
録画中でも資料作成等の他の作業が行なえるのは、忙しいビジネスマンにはありがたい機能だと言えるだろう。