医療費を年間10万円以上支払った場合に受けられる医療費控除の申請を簡単にできるようにする為のユーティリティソフト。通院した際の検査内容や医療費を入力する事で、確定申告の際に必要な医療費明細を簡単に作れるようになる。
インストール後にソフトを起動すると、始めにソフトのメイン画面が表示される。画面上部には「データ入力」「マスター登録」「転送データ表示」「各種設定」の4つのメニューが並んでおり、起動時には「データ入力」の画面が表示されている。各画面にはサンプルデータが入力されているので、それぞれの画面を確認して概要を理解しておくと、実際に使用する際にスムースに入力を進められるだろう。
ソフトを使用するにあたって、まずは「マスター登録」を行なう必要がある。メニューから「マスター登録」をクリックして画面を開くと「家族名登録」「病院・薬局・交通費」「治療・検査内容」「治療・検査結果」の4つの項目が表示されるので、「家族名登録」には家族全員分の名前を、「病院・薬局・交通費」には利用する医療機関名と交通費を、順番に登録していこう。
予めこれらを登録しておく事で、データ入力の際に毎回、病院名や検査内容などを入力する必要がなくなり、項目をクリックするだけですぐにデータの新規登録ができるようになる。後々の手間を減らす為にも、できるかぎり詳しく登録しておく方が良いだろう。もちろん後からでも追加・修正は可能だ。
ソフト起動時に表示されるメインの「データ入力」画面。左側に入力エリア、右側には「マスター登録」で登録した各項目が表示される
「マスター登録」の画面。家族名、病院名、治療内容等、データの入力に必要な項目を予め登録する