パソコンやスマホ等が普及し始めてから十数年が経ち、人々の暮らしは便利になった。しかし、その反面「視力低下」や「眼精疲労」といった新たな問題も発生している。そこで開発されたのがこの「ストレッチeye」である。
筆者は仕事上、1日に5時間以上はパソコンの画面を見ている。特に数字を扱う業務に長時間取り組んでいると目の疲れを感じる事が多い。また、視力についても元々良い方ではないが、確実に低下していると感じている。眼精疲労や視力低下を少しでも改善する為に色々なケアを試みている。目薬を差したり、マッサージをしたり、休憩中にホットアイマスクを付けたり、ブルーライトカットの眼鏡を掛けて仕事をしてみたりと様々な事を実践している。そんな中で、この「ストレッチeye」というソフトに出会った。
以下、この「ストレッチeye」について筆者の感じたお勧めのポイントを記載していきたいと思う。
監修者がすごい
監修者は日比野佐和子先生である。テレビや雑誌にも出ており、眼トレやアンチエイジングにおいて有名である。この先生が監修したのであれば、健康医学的な観点において確実に効果が期待できるという事で今回レビューを行なうに至った。
立体視を体感
まず初めに「立体視」について解説しておこう。普段は中々聞く事のない言葉であると思うが、私は偶々日比野先生の眼トレ本で経験した事があった。「立体視」とは、何らかの策である物体や平面を立体的に見る方法の事である。例えば、ステレオグラムが分かりやすいだろうか。交差法という手法を用いて平面に描かれた絵や写真を目の焦点を意図的にずらす事により立体的に見える物である。
「ストレッチeye」も、焦点をずらす事によりパソコンの画面上に浮かぶ様々な物が立体空間の中を動いているように見える。私の場合、パソコンの1m程先に焦点を合わせると立体視が実現する。一度コツを掴めば、すぐに立体視できるようになる。目の力が抜けて、遠くを見ているような感覚の中で、パソコン画面を立体視できている。正に、目がリラックスできている状態である。とても心地良い。